Daily Postより、ラファとサウスゲイト監督のコメントです。
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●ラファ
(Daily Post)「結果には非常に満足していますが、チームのパフォーマンスには満足していません。ここ3試合で、私たちは良いプレーができていません。しかし、プレシーズンの間は本当に良いプレーを続けていました。
新加入の選手を連れてくることができれば、競争が生まれるのは私にとって良いことですし、チームは強化できます。私にとって最も肝心なのは、選手たちのメンタリティです。私たちは最後まで勝利を求め、前に出て、決意を持って本当に懸命に努力しました。それが大事なんです。
今は私たちは6ポイント中6ポイントを獲得し、全員がはるかに良いプレーをする準備が整っています。そうなれば私たちを止めるのは困難でしょう。
(ボロ戦について)ピッチの上に大勢の攻撃的な選手を投入しましたが、もしも誰かが私たちは引き分けるだろうと言ったとしたら、遅い時間に失点してしまいましたから、私はイエスと答えたでしょうね。あの残り時間で2ゴールを上げるというのは難しいですよ。
私は良いプレーを望んでいますが、良いプレーができずに勝利している時には、チームの自信というのは高く保たれるでしょう。終始良いプレーをするというのは不可能ですから、とにかく努力を続ける必要があります。
ミドルズブラを称えなくてはなりませんね。彼らは非常に優れ、良く組織されていました。前線に優れた選手を擁し、良いフットボールが出来ていました。ワイドなエリアにも優れた選手がいましたね。ディフェンスは本当にハードワークをしていました。
(キーンのアンフィールドデビューについて)彼は非常に良くやったと思います。トーレスとの相互理解ははるかに良くなりましたね。良い動きをし、ハードワークをしてくれました。鍵となるのは、チームの他の選手たちが彼らに良いパスを供給することです。
ナビル(エル・ザール)を投入した理由は、彼が私たちのキープレーヤーだからです。私は彼に『ワイドに残れ、残れ』と指示をしていましたよ。彼はそのワイドなエリアで仕事をしてくれました。
ドッセーナは前半良く前に出ており、後半はアルベロアがそうでしたね。しかし実際の私たちのウィンガーは、ライン際でプレーする選手たちではありません。私たちはサイドバックの選手を使って、相手チームを押し込まなくてはなりません。
(新たな選手の獲得の必要性について)重要なのはバランスをキープすることだと思います。私たちはそれをやるためにベストを尽くすつもりです。」
●サウスゲイト監督
「リバプールはフラストレーションを募らせ始めており、ロングボールでプレーを無駄にしていた。私は選手たちにあれ以上を望むことは出来ないし、試合を振り返ってみれば、彼らは自分たちがいかに結果を得るのに迫っていたかに気がつくだろう。
リバプールには、前に出続けて盛り返すだけの力がある。そして彼らには、ジェラードやトーレスがこの2週間にやってのけたような、パッと現れて重要なゴールを決めることのできる選手たちがいる。
彼らはそういう選手だよ。私たちは何の恐れも抱いてはいなかったが、欲しかった勝利は得られなかった。」
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エル・ザール君はラファにとってキープレーヤーですか。プレシーズンは若手を大勢起用している中で彼の姿が見えなくて気になっていましたが、どうやら怪我をしていたようでした。土曜のプレーを見る限り、その影響は今は全くないようです。ディフェンダー2人を前にして果敢に突破をしかけ、それがキャラの同点ゴールに結びついたのは頼もしかったですね。しかし、あの試合でラファがアルベロアを下げてバランスを崩してまで彼を投入した、あの采配には驚かされました。今まではあまりああいうギャンブルはしたことのない人なので・・・。今シーズンはラファも積極的に勝負に出るつもりなのか、と想像するとまた楽しみです。
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