ポーツマスへローン中のペナントが、ラファについてコメントしています。
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●ペナント
(テレグラフ紙)「俺とラファのことは、何だかわからないんだよ。彼は俺に力があり、彼のチームでプレーできる能力があるということは知っている。しかしある日突然、自分がたった一人で練習しているのに気がつく・・・ほかの選手たちは全員試合に出ている・・・そしてそれは、チャンピオンズリーグ決勝でプレーしてからわずか2年後のことなんだ。自分がどうなるのかと考えざるを得ないよ。
リバプールの大勢の人間が俺に、なぜ俺がベンチに入るチャンスの気配さえないのか理解できないと言っていたよ。俺にもわからない。昨シーズンは34試合に出場したのに、突然チームに入ることができなくなったんだ。
俺はポーツマスに、彼らのために仕事をするためにやって来た。そして7月に契約が切れれば、後は世界は俺の思いのままさ。リバプールが俺に注目するとか、俺のところに戻って来るとは思えない。実際彼らは俺に何も言えないんだ。ここ2シーズン、俺がラファに言ったのは『おはようございます』だけ、そんな感じだよ。しかし彼を叩くことはできない。あそこは彼のチームなんだし、彼はチャンピオンズリーグを含めて多くのトロフィーを勝ち取っている監督だ。
それでもこんな風に思えるよ、言うまでもない選手は別として、外国人の立場ならチームにいてもっとチャンスがあるってね。」
●アダムス監督
「彼は常に一流の才能を持つ選手だ。ジャーメインのような選手と契約することは最優先ではなかったが、彼はチームにとって大きな戦力となる。しばらくプレーしていなかったことについては危惧していない。彼は冴えていて素早く、もともとフィットしているからね。」
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このコメントを読む限り、残念ですが彼がローン終了後にリバプールに戻って来る気持ちはほとんどなさそうです。以前はアーセナルについても彼は、自分が英国人だから起用されなかったんだと言っていました。それは関係ないと思いますが・・・。ただラファもベンゲル監督も、英国人選手だからと優遇する人では間違いなくないと思います。
ペナントがなぜ突然干されてしまったのか?右の純粋なウィンガーと言えるのは彼だけで、チームの中で重要なオプションとなれることは確かだと思います。ではなぜかと考えると、報道されているような練習中の彼の態度に問題があったんじゃないか、という理由ぐらいしか個人的には思い当たりません。ナイトクラブで彼がウィスキーのビンを片手に持ってラッパ飲みしている写真が報道された時には、さすがに「大丈夫か」と思いました。でも、そういうことは何もかも憶測に過ぎません。とにかくポーツマスで頑張って、クラウチとのいいコンビをまた見せてほしいです。まずは、土曜のFAカップに出場が見込まれているようです。
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