オランダ代表に合流中のカイトが、オーストラリア戦がサブでの起用だったことに不満を漏らしています。それを受けて、ファンマルバイク監督もコメントをしています。
---------------------------------------------
●カイト
(SKY SPORTS)「僕はチームの中に入っている必要がある。プレーしたいし、自分がプレーするべきだと思っているよ。僕は自分がプレーするんだということをはっきりとさせたい。
僕は運命だと思ってあきらめたりはしないし、12人目の選手の役割は決して受け入れない。」
●ファンマルバイク監督
「その言葉は、実際のところ彼自身に向けられたものだ。ディルクは鏡の中を見て、彼のキャリアからさらに多くのものを得ることを望んでいる。彼がスタメンを要求しているのは自分自身に対してであって、私に対してではないよ。それは、彼が優れたスポーツマンであるということを意味しているんだ。
ベンチに座っていることを良しと思うリザーブから利益を得る監督は、一人としていない。全ての選手が、スタメンの位置を勝ち取るという野望を持っていなくてはならない。監督としては、そういう選手がいるのは嬉しい限りだよ。
(カイトが代表のトレーニングを『レベルが高くない』と発言したことについて)ヨーロッパのトップチームの方がトレーニングのレベルが高い、それについてはディルクは完璧に正しい。理論的なことだろう?あのクラブチームは代表クラスの選手たちで構成され、彼らは毎日トレーニングピッチで一緒にやっているんだ。それは代表チームにはない贅沢だよ。代表チームのレベルの方が低いのは当たり前なんだ。」
---------------------------------------------
カイトはクラブでは非常に物分りの良い発言をするいい人なんですが、代表チームだとちょっと違いますね。それに対してファンマルバイク監督は、彼のことを理解した大人の発言です。監督の言うとおり、スタメンの位置が欲しいならばそれは自分自身にかかっていることを、カイトは良くわかっているでしょう。EUROでは代表選出されるかどうかさえ確かでない状況で、彼はクラブでしっかりと結果を出して選ばれ、本大会でもスタメンでプレーしました。
しかしシーズン中の代表戦はあまり張り切らないで欲しいし、できれば長い時間プレーして欲しくないというのが、クラブのファンとしては本音です。エッシェンの靭帯断裂のニュースなんかを聞くとなおさらです。
それから、インターナショナルブレーク中、今度はキーンのところに泥棒が入って宝石や時計を盗まれたそうです。
BBCによると彼は家が見つかるまでリバプールの中心部のホテルに住んでいるそうで、そこで盗難に会ったとのこと。インターナショナルブレーク中の強盗事件が相次ぎ、選手たちが不在中の自宅警備は強化されていたはずですが、まさか今度はホテルの部屋が盗難に会うとは、リバプールの治安はいったいどうなっているんでしょうか???
PR