キャプテンがFrance Football誌に語ったコメントの、その2です。
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●キャプテン
(ミラー紙)「僕は10歳だった。イラクサに覆われた、ちょっと荒れた場所でフットボールをしていたんだ。僕は思いっきりキックをした。でも、そのボールが錆びた古い熊手の上にあることに気がついていなくて、それが足に刺さったんだ。
歯が僕のつま先を貫通して、反対側に1センチほど突き抜けた。僕は倒れこんで叫び、血が周り中に飛び散っていた。救急車が到着する頃は、僕は意識をほとんど失っていたよ。
ものすごく怖かった。病院に着いた時、ドクターは、破傷風の危険があるからつま先を切断しなくてはならないかもしれないと言ったんだ。僕は震え上がったよ。そのドクターは、決断をする前に、電話でアカデミーの人物と連絡を取ったんだ。その人物は彼に、切断手術は最後の手段として使うようにと言ったんだよ。幸運にもそうしないで済んだね。
(4年前、チェルシーへの移籍を止めたことについて)僕たちはリーグタイトルを勝ち取るだろう。そしてその時は僕のキャリアで最大の瞬間になるだろうね。ここで、リバプールでリーグタイトルを勝ち取ること、それは他のクラブで7、8個のトロフィーを勝ち取るよりもはるかに大きな意味を持つ。ここでは、僕は自分の家族と、そしてリバプールのサポーターたちとそれを共有することができる。僕は常に彼らの一員なんだ。」
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ううう読んだだけで痛い・・・。キャプテンの自伝にはこの怪我のことがもう少し詳しく書かれています。つま先を切断しなくてはならないかもしれないと医師に告げられた時、彼の父親は「この子はフットボールをしているんです。」と言って、当時のアカデミーディレクター、スティーブ・ハイウェイに連絡を取りました。ハイウェイはすぐにすっ飛んできて、医師に「絶対に切断してはだめだ」と断固として告げたんだそうです。彼はそんなところでもいい仕事をしていたんですねえ。
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