Liverpool Echoより、チームの状態とこれからの代表戦について、ラファのコメントです。
------------------------------------------------------------------
●ラファ
(Liverpool Echo)「大事なことは選手全員がしっかりと待ち構えていることで、今のところ私たちはそういう状況にあります。選手たちは正しい姿勢で、これまでそれを見せて来たと私は思います。しかしこれからも多くのハードワークが待っていることを、私たちは忘れてはなりません。
監督として重要なものは選手がピッチで何を見せてくれるかで、人々が私たちのことを誉めそやすかどうかではありません。人がある中盤を最高だと言うかどうかを、私は気にしたりはしません。自分たちのレベルを毎週維持できるかどうかの方を考えています。現在は選手を代えつついいプレーが出来ていますから、私たちは満足しています。
そうですね、火曜の相手は最強とは言えませんでしたが、ベナユンがチームに入ってどれだけ良いプレーをしたか、私たちは見ることが出来ました・・・彼は非常に賢い選手です・・・そして他の選手たちもその能力を見せてくれました。
チームには純粋なウィンガーが大勢はいませんが、ベナユンやバベルのような選手たちは、彼がチームのためにそのポジションで働けることを証明しています。全員が、自分たちが何をやるべきかしっかりとした考えを持っています。
(マスチェラーノがアルゼンチン代表に選出され、9月11日にオーストラリアで親善試合を戦うことについて)代表チームのために一人の選手を失うというのが一つですが、さらに彼は親善試合でプレーするために世界の反対側まで行くことになります。馬鹿げていますよ。南米のトッププレーヤーたちはほとんどヨーロッパでプレーしているんです。
私たちはクラブとしてNOとは言えませんし、選手たちをそういう試合でプレーするのを止めることは出来ません。しかし、彼はその後のクラブの試合でプレーするのは非常に難しくなります。準備に3、4日しか使えないというのは厳しいですよ。こういう試合がフットボールにどれほどの意味を持つのか、そしてどれほどの金を稼ぐのか、私にはわかりません。
私は、あるクラブの選手のインタビューを読みました。彼はここ数年、1シーズンにリーグ戦の38試合と2つのカップ戦でプレーしています。彼はトロフィーを勝ち取ることを切望していると語っていました。
そういう選手たちは、もしも彼らがリバプールのようなビッグクラブに移籍してそういうトロフィーを競い合うとしたら、もはや1シーズンに38試合ではなく、60試合プレーしなくてはならないことを理解すべきです。基準に大きな差があります。だからこそ我々には選手層の厚さが必要であり、適切に選手たちを起用することが必要なんです。
(チャンピオンズリーグの抽選結果について)私たちは抽選結果に悩んではいませんよ。全てのチームに対して敬意を払っていますが、私たちはグループ分けのトップシードのチームです。きっとほとんどのチームが、アンフィールドで良い結果を得るためには何をしなくてはならないか、私たちが対戦するチームに対して感じるよりも、もっと悩んでいるでしょう。
この大会では、全ての相手と全ての試合が厳しいものです。しかし私たちは、チャンピオンズリーグでリバプールと対戦するということが、他のチームにとってどんなに難しいかもわかっていますよ。」
------------------------------------------------------------------
確かに親善試合に召集されてオーストラリアまで行くというのは、ちょっときついですね・・・。出場する選手たちはほとんどヨーロッパにいるんですから、どうせならヨーロッパでやって欲しいという気持ちはわかります。フライト時間は片道20時間以上、時差もあるしほとんどいじめです(苦笑)。とは言いながら、日本で代表戦がある時は、相手がベストメンバーが来てくれると生で見られるのが本当に嬉しかったりするんですよね。
PR