日曜の決勝戦に向けて、アロンソのコメントです。
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●アロンソ
(公式HP)「僕たちは、誰であろうと自分たちは倒せるんだと感じられるように、自信を持たなくてはならない。できれば今回はドイツを倒したいね。
ポドルスキ、シュバインシュタイガー、クローゼという攻撃的な選手たちには注意が必要だろう。彼らは点取り屋の本能を持っている。僕たちが彼らをしっかりとコントロール出来れば、ポゼッションを確保し、チャンスを作ってゴールを決められる。
準決勝の試合を分析する必要があるね。前半は両チームとも試合をコントロールしてタイトになり、僕たちはミスをしないように努めた。しかし後半に僕たちが先取点を決めた後は、それからは遥かに楽になるだろうとわかったよ。ボールをキープし、ポゼッションを高め、チャンスを利用して2点目と3点目を決めた。後半には僕たちは大きな成熟性を見せた。
優勝は大きな意味を持つ。サポーター、選手、スタッフみんなが僕たちに大きな信頼を寄せている。僕たちはここまですばらしいEUROを全うしているし、今は、きっとタフな試合になる最後のドイツ戦に100%の力を尽くすことで、それを続けなくてはならない。
これまでのところ、僕たちは期待には影響されていない。今のところ僕たちはすばらしいEUROを戦っているし、それを続けたい。今の仲間たちはすばらしいムードにあるよ。
(AP通信より)はっきりとした本命はいないと思う。チームの力は拮抗しているし、決勝という舞台は何だって起こり得る。ドイツは経験豊かなすばらしいチームだ。2年前、彼らはすばらしいワールドカップを戦った。監督は代わったけど、同じ方向性を続けている。(クローゼ、シュバインシュタイガー、バラック、ポドルスキについて)彼らはすばらしい選手たちだ。
(1964年にスペインが優勝を果たした)44年前のチームがどんな風だったのかは僕は知らないけど、1ヶ月間を仲間たちと共に過ごして、このグループはすばらしいよ。ドレッシングルームの中はすばらしい雰囲気だ。それは今の僕たちの成功の鍵のひとつになっている。
(
UEFA.comより・スペインの総得点11点のうち7点が試合のラスト30分間、そのうち6点がラスト20分間に決まっていることについて)僕たちが後半に試合で相手を上回っているということ、または相手よりもフレッシュな状態にあるという事実は、僕たちが試合をコントロールする方法を知っているという証拠だ。成熟した、そして自分たちの文化からわずかに変えたフットボールを僕たちは演じている。重要な試合で僕たちは遥かに長い時間我慢を続けているし、このレベルではそれは不可欠な要素なんだ。自分たちにプランがあってそれを実行に移せる選手たちがいれば、後は揺るがない自信が、勝利の結果を得るための道になる。」
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チームの雰囲気がとても良い状態にあるんだろうな、ということはTVの画面からもなんとなく伝わって来ますね。初戦のビジャの気配りが効いたのか(笑)。勝っていることでムードが盛り上がっているのももちろんですが、若い選手たちですが長く一緒にやって来ていることも良い方に作用しているんだと思います。現在得点王のビジャが決勝にはおそらく無理、という状況にも、選手たちのコメントの中に不安は全く感じられません。
しかし若いチームなだけに、大舞台での決勝を経験した選手がそう多くないのも事実です。そして相手は勝負強さにかけてはピカ一のドイツ。アロンソの決勝の舞台で持つ経験をぜひ生かして欲しいところですが、スタメンはないんでしょうね・・・試合の中で彼の力を発揮して輝く時は来るでしょうか。
こんなことは考えたくもないんですが、「レッズのアロンソ」がスペイン代表チームで戦う姿を見るのはこれがひょっとしたら最後なのかもしれない、という気持ちが心の隅に常にあります。チクショー、泣けてくる・・・。
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無題
無題
ですね!心配してもしょうがないので気にしないと思っているんですけど、うーん、でも気になってしまう。