デゲンが、ドルトムントに在籍していた時のことをThe Peopleに語っています。
------------------------------------------
●デゲン
(The People)「あのクラブは決して僕を信頼してくれなかった。僕がドルトムントにいた年月は、想像し得る最も困難な時期だったよ。
僕はあそこにとても大きな希望を持って行ったんだけど、初試合、インタートトカップのOlmutz戦の1-1の引き分けでそれは終ってしまった。監督(ファン・マルバイク)はハーフタイムに僕を最悪のやり方で怒鳴りつけ、それから試合の後でさらに公にそれをやった・・・彼は明らかに僕を痛めつけたんだ。
信じられなかったよ。僕はまだ22歳で、外国に来て初めての試合で、新しいクラブで新しい言葉の中にいた・・・あれはフェアじゃなかったよ。
結果として、僕はみんなに軽視された・・・ファンとメディアにね。僕はあらゆることのスケープゴートだった。彼らは雨が降ったことでさえ僕を非難したよ・・・それはデゲンのミスだと言うんだ。
どうにもできない状況だった。誰もが僕の次のミスを待っていて、ファン・マルバイクは彼の出来るあらゆる方法で僕の邪魔をした。もちろん僕はミスはしたし、いつでも良いプレーが出来ていたわけじゃない、それは認めるよ。
しかし今日に至るまで、僕はフットボールコーチのあの完全に大げさな反応については説明不可能だ。
この時期に僕を支えていた唯一のものは、代表チームの試合だった。ドルトムントでよりもはるかにいいプレーが出来たよ。それで僕は、自分がまだやれるということがわかったんだ。
ファン・マルバイクがチームを去って、僕は新しいスタート、良い方への変化に希望を持った。でも決してそうはならなかったね。僕はファンの不満をほとんど身体で感じたよ。それはドルトムントにいる3年間の間中僕につきまとっていた。タフな場所だったよ。
こういう運命に苦しんだのは僕ひとりじゃない。トマス・ロシツキも同じようなことを経験した。彼は決して自分のポテンシャルに見合うだけのプレーができなかった。それは代表チームと、その後にアーセナルに加わってからだけだったよ。
リバプールは新しいスタートだ・・・僕が考えられる中で最高だよ。世界最高のリーグに所属するこのクラブのためにプレーできるのを、僕はとても誇りに思っている。」
------------------------------------------
プレー中でさえニコニコ笑って楽しそうに見える、彼がドルトムントでそんなにフラストレーションのたまる時期を過ごしていたというのは意外でした。ファン・マルバイク監督は小野がフェイエノールトにいた時に指揮を取って、UEFAカップで優勝しています。あの時はトマソンやファン・ホーイドング、ペルシ、ボスフェルト、カルーがいて、魅力的なチームを作っていたと思いますが・・・。そういえば決勝での相手はドルトムントでロシツキもいましたね。
PR
無題
カーソンのコメントを見てもそう思ったんですが、レッズが選手から愛されるのは完全実力主義だからかも。選手のくせものっぷりとかではなく、試合で使えるかどうか。冷たいようですがだからこそ、デゲンのような理不尽な目にあわず、出て行く時も選手の責任によるのかな?そして、選手には試合で頑張れるようにメンタルもバックアップ?
ちょっとほめすぎたかな?でも、レッズが選手にとって居心地がいいのはそうやって安心してプレーできる環境を現場のスタッフが作ろうと努力してるからだと思いました。
だから、横やり入れないでよどこぞのオーナーさん。
無題
頑張れデゲン!!期待してます
無題
いろんな意味で苦労した選手はメンタル的にも強くなると思いますから、若い時のそういう辛い経験も糧として、新しい環境の中でスタメンを勝ち取る原動力にして欲しいと思います。見た目のほほんとしているんですが(笑)。
>れっず~さん
その彼、グローインを痛めて簡単な手術を受けることになり2週間の離脱だそうです(泣)。ケガ自体はたいしたことはなさそうですが、グローインでは昨シーズンのほとんどを棒に振ったらしいですし、しつこい持病じゃなければいいんですけどね。QLの悪夢が・・・。