ルーカスとキャプテンが、お互いを称えるコメントをしています。また、外野からのコメントも。
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●キャプテン
(Liverpool Daily Post)「ルーカスは人から批判されているけど、僕に言わせればそれはアンフェアだと思う。彼は若手で、まだ自分の仕事を学んでいる最中なんだ。彼はこのチームの中で、多くの人が気がつかないハードワークをたくさんしている。でも僕たち選手はそれに気がついている。
彼は多くのビッグゲームに出場し、そういう試合で監督が彼に言うことは基本的に『泳ぐか沈むか(※いちかばちか)、思い切ってやれ』なんだ。そして僕は彼は泳いで来たと思う。彼が呼ばれた時は僕たちのためにとても良くやっていたし、彼には間違いなくここで輝かしい未来がある。」
●ルーカス
「(キャプテンのFWA年間最優秀選手賞受賞は)僕にとっては驚きでも何でもない。彼はシーズンを通してものすごかったからね。僕たちは、彼がこのチームとリバプールにとってどれほど重要かわかっているよ。僕に言わせれば、スティビーは世界最高の選手の一人だ。彼と同レベルにある選手はおそらく2人か3人だけだと僕は思っているから、彼はあらゆる賞賛に値する。
僕はリバプールに来て2年になり、スティービーから多くのことを学んで来た。毎日練習で彼を見ていて、彼がワールドクラスの選手であることは良くわかるよ。彼はトレーニングで常に100%の全力を出し、僕は毎日彼がから多くのことを学んでいる。」
●ジョン・テリー
「正直に言えば、僕はランプス(ランパード)がこの賞をまだ受けていないというのは信じられない。ネマニャ・ビディッチは良くやっていたけど、その彼でさえ、リバプールとの悪い試合一つで除外されてしまった。
僕はランプスと一緒にコンスタントにプレーして6年になるが、彼は1年間で20ゴールを記録しており、ミッドフィールダーとしては信じられない数字だよ。
ジェイミー・キャラガーはスティーブン・ジェラードがこの賞に値すると言うかもしれないが、僕に言わせれば、ランプスが日々このクラブにもたらしていものは、見ているととてつもないよ。
選手のグループとして、僕たちはランプスは最低でもトップ3に入っているべきだったと感じている。」
●ファーガソン監督
(ガーディアン紙)「我々の選手が6人も(投票された中に)入っていたというのは、票が割れて有利じゃなかったね。スティーブン・ジェラードは彼自身ものすごい選手で、この競技の中での彼の評価を否定することはできないが、マンチェスター・ユナイテッドの立場から言うと、今年はビディッチが大きなチャンスだったと思う。シーズンを通して彼の調子はすばらしかった。
この賞のことで我々はあまり落胆するべきではないと思う。1999年にトレブルを達成した時も、我々の選手は誰もこの賞を受けなかった。もっと大事なことは、我々が実際にチームとして何を成し遂げるかだ。それがはるかに大事なことで、我々にとってより価値がある。」
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美しい師弟(?)愛。ルーカスは良くやっていたと思うんですが、今シーズンは何かと批判されていました。偉大すぎる先輩たちがいるというのも辛いんでしょうが、すばらしいお手本たちがいるというメリットを最大限に生かして、精進して欲しいと思います。賢い選手ですからリスクを最小限にというのもいいんですが、もうちょっと思い切って批判を恐れないプレーをしてもいいんじゃないかという気もします。
テリーのコメントはランパードとの友情を思えばまあいいとして、ファギーのコメントにはちょっと。チームに6人も投票された選手がいておめでとうございます、フン。ガーディアン紙によると、投票の結果は下記の通りです。
キャプテン・・・73票
ギグス・・・63票
ルーニー・・・36票
ビディッチ・・・12票
ファーディナンド、ロナウド、キャリック・・・2票
(※トーレスは1票)
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