「自分の責任」byラファ

チームが調子を落としているのが、ちょうどパコがチームを去った頃と重なるため、彼の離脱が影響しているのでは？と盛んに言われています。その件について、ラファがコメントをしています。
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●ラファ（Liverpool Daily Post）
「私は、コーチ陣が変わったことが状況に影響しているとは思っていません。私たちは選手たちについてのデータを分析していますが、選手たちはより走っており、より広いエリアをカバーしています。私たちのフィジカルコンディションはすばらしいですよ。

コーチングに関しては、私は以前からチームをコーチしていました。私は伝統的なイングランドの監督のような、オフィスに座っている人間ではなく、いつも選手とともにピッチに出ています。今までも私はピッチにいましたし、今日もピッチにいましたし、明日もピッチにいるでしょう。

マルセイユ戦は私たちにとって非常に悪い試合であり、前線から最終ラインまで、全てがお粗末でした。全員がその敗戦の責任を引き受けなくてはなりません。私、選手、スタッフ、全員です。しかし私は、主な責任は自分にあると認めます。
私たちが勝利しているときではなく、敗北した時だけ、誰もがローテーションのことを言いますね。私は実のところローテーションが好きではありませんが、参加する大会の多さのためにそれをやっているんです。人間には休みが必要です。

私たちは改善が必要ですが、深く落ち込んでいるという状況ではありません。私たちはただ一つ負けたのみで、シーズン序盤には連勝を重ねていましたしゴールも決めていました。直近の試合については、攻撃もディフェンスも悪かったですね。私たちはそれを正さなくてはなりません。
選手とコーチ陣全員が、チームのためにベストを尽くしたいと思っています。誰もが勝利を欲していますし、それができないことがファンにとってどういう意味を持つか、私たちはわかっています。

私は監督ですから、大きな責任があります。監督、キャプテン、チーム、私たち全員がそれぞれ責任があります。しかし私は監督ですから、ポジティブにならなくてはなりません。頭を落としていつも嘆いていては、トロフィーは勝ち取れません。

人々は、私たちが非常に良い位置にいることを忘れてはいけません。たった一度の敗北です。あれは非常に悪い試合でしたが、今週末に私たちがそれを繰り返すとは思っていません。私たちは様々なことを話し合っていますし、自分たちが昨シーズンよりもずっと良いチームになっているとわかっています。

最近の批判は読んでいますが、遠く離れたロンドンであれこれ言うのは簡単です。私たちはここで毎日選手たちとともにおり、状況については良くわかっています。
一人の選手について言うのはフェアではありませんから、私はそれを言いたくはありません。しかし批判を受けている選手については私はサポートするつもりです。彼らは逃げ隠れしません。彼らはボールを相手に渡し、ミスもしますが、それでも頑張り続け、懸命に努力を続けようとしています。その選手たちは頑張っていますし、彼らの年齢にすれば良くやっていると私は思っています。

（公式HPより、トッテナム戦について）彼ら（トッテナム）はとても良いチームだと私は思います。彼らは大金を費やしてトップ4に割って入ろうとしており、昨シーズン、マルティン･ヨルはとても良い仕事をしました。しかし現在、彼らにはちょっとプレッシャーがかかっていますね。彼らには優れた選手たちが大勢おり、得点も重ねている一方で失点もしています。
時には、不運な試合が2、3続くと選手たちは自信を失ってしまうことがありますが、昨シーズンの彼らは進歩を見せていましたし、私は彼らはやがて順位表のトップに迫ってくるだろうと思っています。彼らは良くなって行くでしょうが、願わくばそれが日曜の試合の後であって欲しいですね。

（敗戦の）数日後に新しい試合をするチャンスがあれば、物事は変えられます。いつでも同じですよ。どんな年でも問題が起こり得ることはわかっていますが、いくつか連勝すれば誰もがはるかに幸せになれますし、私たちはそれをやろうとしています。」

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ローテーションが好きじゃない！驚愕の発言です（笑）。ラファの言う「批判を受けている選手たち」というのは、彼は名指ししていませんが、記事にはしっかり「レトとシソコ」と出ています。
日曜の試合は、おそらくマスチェラーノとキャプテンが中盤、前線はカイトとトーレス、サイドはペナント、バベル、アルベロア、リーセあたりでしょうか。「好きじゃない」ローテーションではありますが、ラファはがんがん回してきそうです。選手たち、監督、スタッフの奮起を期待しましょう。