ウェストブロム戦について、キーンとラファのコメントです。
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●キーン
(Daily Mail)「ハットトリックを決めたいと思っていたんだが、僕のことはどうでもいいんだ。2ゴールを決めたらいつだってもっと欲しいと思うものだが、自分の得点ランキングが上がるのを見るというのは、僕にとっては問題じゃない。
人はそれを一大事にしようとしているが、そうじゃないんだよ。そういうことは問題じゃない・・・これはチームなんだからね。一番大事なことは、僕たちが勝利を続け、自分がその勝利チームの一員であることなんだ。
ウェストブロム戦で得点するのは楽しいよ。僕がウルブスに在籍していた間中彼らに叩かれていたからね。これで僕は6試合で8ゴールを決めたと思うから、すばらしいね。
ずいぶん昔のことだとしても、彼らは忘れない。ウルブズとウェストブロムはこういうことを忘れないんだよ。
監督は常に僕を信頼してくれていたし、僕はゴールはやって来るだろうとずっと思っていたよ。ちょっと時間はかかったかもしれないが、プレーを良く理解するまでには少しかかることもある。僕が望んでいたよりも長くかかってしまったが、試合ごとに僕は自信を増している。その兆候は誰もが見ることができた。
僕はすばらしいアシストを貰っている。スティービー、シャビ、マスチェラーノが僕の後ろにいる・・・彼ら全員が僕にパスを送ってくれる。
スティービーのパスは絶品だったね。しかしもう何年もに渡って彼はすばらしいプレーを続けているし、それは僕が何年も見てきたことだ。今は僕はそういうパスを受ける側にいる。すばらしいことだよ。
相手の間を通す彼のスルーパスは信じられないよ・・・彼はトップクラスだ。僕の狙いは自分の仕事を続けて行くことだ。そうすればゴールがやってくることはわかっている。」
●ラファ
「彼(キーン)がハットトリックを決めるのを私は待っていたんです。しかし最終的には、トーレスを試合に投入して変化をつけなくてはなりませんでした。私たちは、トーレスにピッチでプレーする時間を与えたいと思ってました・・・ですから、ロビーにとってはほとんど完璧で、チームにとっては完璧でしたね。
私はカイトをピッチに残すことに決めました。彼はああいうすばらしいエネルギーと運動量の持ち主で、中盤とディフェンスを手助けすることができます。ですから私は、トーレスと交代するのはロビーという決断をしたんです。
これからはキーンはより幸福でしょうし、彼がどんなに優れているかを誰もが話し始めるでしょう。彼はこれからもっとゴールを決めてくれるでしょうし、トーレスとの競争は私たちにとって好材料になるでしょう。
(
Daily Mailより、トーレスの復帰について)今はトーレスが再び起用可能になり、ジェラードのレベルがこれから上がるだろうというのは、私にとってはっきりとしています。ここ数週間に渡ってあれだけの仕事をして来て、スティービーが少々疲れているのはわかると思います。しかしトーレスが近くにいることは彼の助けになるでしょう。
トーレスが彼単独の力でチームにもたらしてくれるあらゆるものだけではなく、彼はスティービーにとって、彼のパスの正確性を生かすことのできるもう一つのターゲットとなり、もう一つのパスの出口をもたらしてくれるでしょう。理想的にはスティービーをちょっと休ませることができるといいんですが、フェルナンドが戻ってきたらおそらくやりやすくなるでしょうね。」
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キャプテンは疲労というよりも、どうも今シーズンは怪我の復帰後本調子に戻っていないように思えます。あのキーンへのパスのように要所要所ですばらしいプレーを見せてくれるのはさすがですが、シュートの精度は今ひとつ、パスも思うように繋がらないし、運動量も彼のペストに比べれば落ちているように思えます。ラファの言うように、トーレスの復帰で復調してくれるといいですね!キーンやトーレスがこれからゴールを量産して、バベルがさらに成長し、キャプテンが本来の姿に戻ってくれれば、どこにも負ける気はしません。
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