「自分で言う」byエトー

移籍がうわさされるエトーが、リバプールとイングランドフットボールについてミラー紙にコメントをしています。
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 ●エトー（サンデーミラー） 
「リバプールのすばらしいところは、彼らのチームスピリットだ。しかし僕に言わせれば、リバプールを勝たせているのは彼らのファンだよ。それぐらいすごい力を持っているからね。彼らはファンタスティックだ。どんな選手でも、彼らのようなタイプのファンが自分の後ろについていてくれることを強く願うだろう。僕はチャンピオンズリーグの準々決勝でアンフィールドでプレーしたから、彼らのすばらしいサポーターのことは良く知っている。リバプールの選手としてああいうサポートを受けられたらすばらしいだろうけど、これから2年の間に何が起こるかは、本当に自分でもわからない。振り返ってみる度に、とても多くのことが起こったし変わった。だからもういちいちそういうことを考えていられないんだ。

しかし、何が起きるかは誰にもわからない。もし僕がプレミアシップでプレーするなら、まず最初に自分で言うよ。先に新聞に出るなんてことはない･･･ニュースをすっぱ抜くのは僕だけさ！

僕はリバプールからも他からも、何の話も聞いていない。そういうこと（移籍のうわさ）は僕の側から出てきたものじゃない。僕は来シーズンのことしか考えてないし、来シーズンもここにいるだろう。しかし年々物事はちょっとずつ難しくなって行く。

イングランドのフットボールは、ここ数年とても良い方に変わっている。僕はイングランドのチームの試合を見ているけど、ものすごくエキサイティングだ。まるでドリームチームを見ているようだ。チェルシーは時に壮観だよ･･･彼らは本物のフットボールをしている。そしてリバプールがチェルシーとチャンピオンズリーグ準決勝でプレーしたのを見た時は、僕はリバプールの、より戦略的で攻撃的な試合運びに感心したよ。ドリブルとすばらしい技術があの試合にはあった。そして僕たちが彼らとプレーした時は、『彼らはリバプールなのか、それともスペインのチームなのか？』と思ったよ。

僕はイングランドのファンの、自分たちのチームを支えるやり方が大好きだ。彼らのメンタリティを尊敬している。スペインでそうだったように、彼らは敵対するチームに比べて自分たちのチームをサポートすることにとてもポジティブなんだ。それはイングランドとスペインの大きな違いだね。

僕はドログバのファンだよ。彼は優れた選手だし、アフリカ大陸のすばらしいディフェンダーだ。現時点でプレーしているアフリカ人選手はとても少ない。僕たちはひとつになって自分たちの大陸を守る必要がある。僕たちに確執があったなんて気づいたこともないね･･･プレスが作った根も葉もないうわささ。
僕はイングランドのFAカップ決勝の一部を見た。ドログバがチェルシーを勝利に導いたね。彼はシーズン通してその仕事をし、彼らにとって非常に重要な選手だ。」

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彼のすばらしいところはそのゴール嗅覚のみならず、非常に豊富な運動量で前線からプレスをかけてチームを助けることも出来るし、味方を生かすプレーも出来るところです。残念ながら今シーズンのアンフィールドでは怪我明けで、本来の彼のプレーは見られませんでした。赤いユニフォームを着た彼の本来のプレーがアンフィールドで見られたら？考えるだけでワクワクしますが、実現はかなり難しいような気がします。