「自信をくれた」byマスチェラーノ

うわさされているラファの去就問題について、選手たちのコメントです。
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●マスチェラーノ（SKY SPORTS）
「監督が僕をアンフィールドに連れて来たんだ。彼はここで本当にいい仕事をして来た。僕たちは再び準々決勝に到達できる。彼はバルセロナのようなトップチームを相手に、昨シーズンはインテル、そして今度はレアル･マドリーを相手に、自分が僕たちにとってとても優れた監督であることを証明して来た。

僕たちは常にとてもハードワークをするチームで、リバプールのサポーター全員がこのことにとても満足しているはずだ。選手全員がこのクラブのために全力を尽くしていることをね。

彼は僕にとって重要な存在なんだ。リバプールに来た時、僕はウェストハムに在籍していた後で自信を失っていた。監督は僕にその自信を与えてくれた。僕がラファに言える唯一の言葉は、感謝だよ。彼は僕のキャリアの悪い時期に僕を助けてくれた。 今は僕は、自分のチームと彼のために全力を尽くすつもりだ。

何が起きているのかは僕は言えないけど、彼の元でリバプールはすばらしい仕事をやっている。チャンピオンズリーグとプレミアリーグで前進を続けたいなら、彼が僕たちの元にいることが重要なんだ。」

●リエラ
「監督に関する状況については、彼の契約のことで議論があるのは知っているよ。しかし、僕たちがドレッシングルームの中で話すようなことではないね。この試合のことで持ちきりだよ。
もちろん僕たちはラファに残って欲しい。僕はリバプールでプレーしたかったし、彼はそれを実現させてくれた本当に重要な人物だった。僕だけではなく他の選手にとっても、僕たち全員がラファに僕たちの元にいて欲しいと思っている。誰に聞いても、100%彼らはラファに僕たちの元にいて欲しいと答えるだろう。」

●アルベロア
「監督のことと、彼について言われいるいろんなことに関しては、僕は問題が何なのか本当に知らないんだ。でも、人は彼が僕たちにとってどれほど重要な存在かを知るべきだよ。
僕は彼が長い年月指揮を続けてくれることを願っているけど、こういうことは誰にもわからないんだ。」

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契約内容ではほぼ大筋で合意に達していながらラファがサインしないのは、スタッフたちの契約の保証を求めているとか、オーナーが変わった場合にも契約が保持されることを求めているとか、いろいろと報道されていますが、事実はアルベロアの言う通り、当事者たちしかわかりません。

個人的な意見を言えば、選手たちが支持しているからでもCLでマドリーに勝ったからでもなく、ラファを出て行かせるなんてとんでもないことだと思っています。ラファが5年間続けてやっとユナイテッドの背中が見えてきたこの時に監督を代えてしまったら、少なくとも5年はクラブは後退するでしょう。一人の監督を信頼して長期に任せるのが正解であることは、あれほど強かったチェルシーの今の停滞、そして限られた予算の中で着実に上位を脅かす力を育ててきたヴィラやエバートンを見れば明らかだと思います。監督を代えることは即効薬にはなるかもしれませんが、クラブを成長させる力にはなりません。
これからの5年間は、長い間ユナイテッドの黄金期の支えとなってきたアカデミー出身のベテランたちが引退し、そしておそらくファギーが引退する彼らの大転換期の5年です。さらに、レッズの正副キャプテンがキャリアの絶頂期、ユニフォームを着る最後の5年にもなるかもしれません。その時にクラブが5年後退する･･･考えただけでもぞっとします。
と、長々書いてしまいましたが、要は「オーナーは何を置いてもラファにペンを取らせろ！」ってことです。そしてその最後の仕事を済ませたら、早々にお引き取りいただけると幸いです。