「完璧な結果」byベナユン

マドリー戦後の、選手たちのコメントをまとめてご紹介します。
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●ベナユン（Liverpool Daily Post）
「得点できたのは嬉しかったよ。しかし僕たちにとって最も重要なのは勝利だった。クリーンシートとアウェイゴール、完璧な結果だったね。
レアルと戦うのはハードだった。彼らにはすばらしい選手たちがいるし、勝つのが難しい場所だ。しかし僕たちは目的を達成したよ。

今度は僕たちは大きな自信を持ってアンフィールドでのセカンドレグに挑める。僕たちはファンの支えを受け、その時までにはスティーブン･ジェラードはフィットしているだろう。僕たち全員が、今は準々決勝に勝ち上がれると信じているよ。
スティーブン･ジェラードがプレーしている方が試合は簡単だ。だから彼の不在をカバーするために、僕たちはさらにハードワークをしなくてはならなかった。それは簡単なことじゃなかったよ。彼は僕たちのチームの中で最も重要な選手だ。でも僕たちは良くやったよ。

僕たちは、今絶好調のマドリーチームと対戦した。彼らのシーズンの中で、彼らにとって鍵となる時だった。それがこの勝利をさらにうれしいものにしてくれているよ。僕たちは自分たちがこの仕事を終わらせられると信じているし、スティーブンがセカンドレグには戻っていてくれるだろう。

僕はヘッドであまり得点したことがないんだけど、ファビオからすばらしいフリーキックが来たからね。入ったときはすごくいい気分だったよ。

このクラブは、ここ数年の間に何度かチャンピオンズリーグのファイナルステージに到達している。今は僕たちは、自分たちは再びそれをやれると知っている。」

●アルベロア（公式HP）
「ここに戻ってきたのはちょっと特別だったね。でも一旦ホイッスルが鳴ったら全てを忘れて、試合に集中しなくてはならない。
僕たちは本当に喜んでいるよ･･･すばらしい結果だ。僕たちはこの試合に勝とうとプレーしたけど、ここは勝利するのはいつでも難しい場所だ。僕たちはいいパフォーマンスをして、レアル･マドリーを脱落させるチャンスを自分たちに与えたよ。

あのゴールは本当に重要だった。今は彼らはアンフィールドに僕たちを倒しに来なくてはならない。それはどんなチームにとっても難しいことで、その雰囲気はベルナベウよりもはるかにいいだろうと思う。

彼ら（トーレスとジェラード）が僕たちにとって本当に重要だということはわかっているけど、僕たちには他にも優れた選手たちがいる。ヨッシは本当にいいゴールを決めてくれたし、チームは本当にいいプレーをしたよ。」

●アウレリオ（公式HP）
「ゴールをお膳立てできて嬉しいよ。トレーニングで練習して来たフリーキックやセットプレーが試合で上手くいくのは、いつでも嬉しいものだね。
マドリーのようなビッグチームと対戦するのは難しい。それがアウェイならなおさらだ。しかし僕たちは最後まで戦い、彼らをしっかりとコントロールした。
結果には喜んでいるよ。アウェイゴールを狙い、それを決めることはいつでもすごく重要なんだ。僕たちには1ゴール以上のチャンスがあったと思うよ。しかし、今は自分たちがアドバンテージを取ったとわかっている。まだ終わったわけじゃないけど、勝ち進む大きなチャンスだ。」

●マスチェラーノ（BBC）
「この試合は、僕たちにさらに自信を与えてくれるだろう。マンチェスター･ユナイテッドがポイントを落とすかどうか、それは誰にもわからない。だから僕たちは満足して前進を続けなくてはならないんだ。ミドルズブラとサンダーランドを倒すことができれば、僕たちはタイトルレースに留まれるだろう。

（マドリー戦は）本当に難しかったよ。僕たちはスティービー抜きで、フェルナンドもほとんどの時間いなかった。僕たちは、自分たちが優れたチームであること、そしてひとつのチームとして機能することを証明している。でももちろん、ピッチの上に彼らがいつでもいて欲しいと思っているよ。

（マドリーでの勝利は）驚くべきことだけど、僕たちは次の試合のことを考えなくてはならない。本当に難しい試合になるだろうから、僕たちは同じやり方、同じ集中、ハードワークでプレーしなくてはならないね。そして何が起きるか確認するよ。」

●リエラ（Liverpool Echo）
「（得点シーンについて）僕はちょうどヨッシの前にいたんだ。イグアインが僕に当たりに来て、それでヨッシにちょっとスペースができると思ったから、僕は彼にボールを託したんだ。彼はすごく上手く合わせたね。すばらしいヘディングで、僕たちにとって本当に重要なゴールだった。だからヨッシを大いに賞賛すべきだよ。

ボールがネットを揺らすのを見て本当に嬉しかった。アウェイゴールがどんなに重要なものになるか、僕たちは知っているからね。最も重要な瞬間だったし、おそらく僕たちは今はほんの少しアドバンテージを取っただろうから、僕たちにとって大きな勝利だ。しかし大きなアドバンテージというわけじゃない。

僕たちはレアル･マドリーを気持ちよくプレーさせはしなかった。自分たちにいいチャンスを与えるためには、それをやらなくてはならないんだということをわかっていたからね。自分たちにチャンスがあるんだということはいつも感じている。僕たちにはすばらしい選手たちがいて、決定的なチャンスが来るのを待っていたよ。それが決まったのは嬉しかったね。

こういう大一番では、どちらが勝ち抜け候補ということはない･･･その夜にピッチの上で何が起きるかで決まるんだ。しかし、僕たちはベルナベウでのこの試合で何が起きるかだけを考えてはいなかったよ。それよりも、180分でひとつの試合なんだと見なしていた。0-0でも僕たちはおそらく良いスコアだと考えていただろうけど、1-0での勝利は僕たちにとって信じられないような結果だ。

今度は僕たちは、ホームでのセカンドレグでもう一度大きなパフォーマンスを見せなくてはならない。しかし僕は、自分たちが次のステージに勝ち上がれるという自信がある。」

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本当にあのアウェイゴールは大きかった！0-0ならまだまだ五分でしたが、ベナユンのヘッドは準々決勝を大きく引き寄せる一発でした。しかし誰か一人が大活躍したわけではなく、ひとつのチームとしてもぎ取った勝利であることが何より大きいですね。全員がすばらしい仕事をしてくれました。
レッズは俄然有利な立場ですが、もしもアンフィールドで先に相手に1点決められたら、全ては振出しです。選手たちが喜びつつも全く気を抜いていないのは頼もしいですね。アンフィールドではぜひ先制点をあげて、楽な展開になって欲しいです。