「自信が戻っている」byトーレス

マドリー戦を前に、トーレスのコメントです。
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●トーレス（Liverpool Daily Post）
「僕はレアル･マドリーに特別な感情はない。アトレティコでプレーしていたから、リバプールがレアルを倒したら大勢のアトレティコファンも幸せにするだろうということは知っているよ。
グループステージでのアトレティコとの試合はとても重要なもので、怪我で出場できなかったことにはすごく落胆した。歓迎を楽しみにしていたんだけど、ビセンテ･カルデロンに行くことさえ出来なかった。2試合ともプレーできなかったことに、とてもフラストレーションを感じたよ。でも、試合の後でアトレティコとリバプールのファンがシャツやスカーフを交換し、一緒に歌っていたのを見られたことは僕にとってすばらしかった。リバプールとマドリードのファンにとって、ファンタスティックな2日間だった。

アトレティコを相手に得点しても、僕はセレブレーションは出来なかっただろうね。12年間を過ごしたクラブ、僕が今ある人間になるための力になってくれたクラブに対してリスペクトを示しただろう。でもレアル･マドリーを相手に得点したら、もちろん僕はセレブレーションをするよ。今シーズンの僕のヨーロッパ戦での初ゴールが、マドリー戦になったらすばらしいね。良い時に自信が戻って来たのを感じているし、ゴールは必ずついて来ると思う。

アトレティコでマドリー･ダービーをプレーしていた時は、僕たちは多くの場合勝ち目のない側で、マドリーを倒したらそれはいつでもすごく特別なことだった。ここ12年間ほど、アトレティコはほとんどマドリーを倒していない。ずいぶん長いよね。マドリーを倒すためには、いつでもとても難しい試合になるんだ。
引き分けにでもなれば、それはレアルがベストではない時だった。でも最近は改善しているね。彼らは世界最高のクラブの一つで、僕たちはそれを認識していなくてはならない。

アンフィールドという、チャンピオンズリーグでは僕たちにとってこういう魔法のスタジアムでセカンドレグをプレーする、それはアドバンテージになるだろう。ベルナベウで良い結果が出せれば特にね。アンフィールドでのプレーのようなことは、他のどこにもない。アンフィールドのようなグラウンドが世界のどこか他にあるとは思えないよ･･･ベルナベウは間違いなく違う。ベルナベウはすばらしいスタジアムだからリバプールのファンは感銘を受けるだろうけど、その雰囲気はアンフィールドとは全く似てはいないだろう。

アトレティコも同じだったよ。あそこは特別な感覚を持つ特別なクラブだったし、リバプールはなおさらそうだね。拮抗した試合になるだろうけど、僕たちがセカンドレグをアンフィールドで戦うのは有利だ。もっと良い雰囲気の中でやれるだろうし、この対戦を決めるのはほんの些細なことになるだろう。
レアル･マドリーは僕たちとやりたくはないだろうね。2試合戦うには、僕たちは破るのがとても難しいチームだ。僕たちはこういう対戦では最も破るのが厳しいチームの一つだよ。

スペインでは、バルサやレアルでプレーしていない選手を人は全く高く評価しない。今は僕はイングランドに移籍して、まだ少しそんな感じがあると思う。一部の人々は、僕がまだアトレティであるかのように見ていると思うよ。でもおそらく今は、僕はライバルではないからもうちょっと愛情を向けてくれているんじゃないかな。リバプールへの移籍は、僕の実力を示すチャンスを与えてくれた。」

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記事は、今晩のベルナベウでのゴールがその事実をはっきりと示すだろう、と締めています。そしてスタメン予想はこうなっています。

REAL MADRID (4-2-3-1): Casillas; Sergio Ramos, Pepe, Cannavaro, Heinze; Diarra, Gago; Robben, Raul, Sneijder; Higuain.

LIVERPOOL (4-2-3-1): Reina; Arbeloa, Skrtel, Carragher, Aurelio; Mascherano, Alonso; Kuyt, Gerrard, Riera; Torres.

（※追記）キャプテンベンチ、ベナユンが入りました。あとは予想どおりです。