ブロートンがESPNに、リバプールが銀行管理下に入る可能性について答えています。また、プレミアリーグは新オーナーの承認を発表しました。また、リバプールのデンマーク人スカウトが、地元メディアに気になるコメントをしています。
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●ブロートン会長
(ESPN)「(銀行の管理下に入ることは)ええ、あるかもしれません。だからこそ我々は、大変望ましい入札二つからどちらかを選ぶという決断を、火曜に下すことが重要だったのです。もしそうしなければ、管理下に入る結果になる可能性が濃厚でした。
訴訟が迫っている現在でさえ、管理下は除外できません。それは避けられないわけではありませんし、可能性のパーセンテージをつけるつもりもありません。だから我々は、法廷に赴いてクラブ売却についての我々の立場をはっきりとさせるのです。我々は法廷で勝たなければなりません。そして法廷で勝つつもりです。
(クラブがこれを切り抜けるのを見たいというのはリバプールファンばかりではなく、フットボール界全体だろうという問いに)ええ、あなたに賛成します。ええ、これはリバプールの問題ですが、フットボールの問題でもあります。リバプールだけではなく、フットボールに関わる皆が、リバプールが健全な状態になるのを見たいと願っているでしょう。ええ、私は我々が成功するだろうと自信を持っています。しかし弁護士たちもいつも自信を持っているものです・・・どちらの側もね。
管理下に入るのは、何としても避ける必要があります。そのネガティブな影響は壊滅的です。9ポイント剥奪はともかくとして、それはリバプールの価値に影響を及ぼし、略奪者たちに門を開きます。その一方で我々はが信じているのは、この正しい新オーナーがクラブを前進させるということです。」
●プレミアリーグからのコメント
(PL公式サイト)「プレミアリーグはリバプールFC買収に関して、ニューイングランド・スポーツ・ベンチャーズ(NESV)のオーナーおよび取締役と会い、プレミアリーグのルールに従って、会社の目的とオーナーシップの構造、加えて新役員会の構成についての詳細を受け取りました。
提供された情報により、NESVがリバプール買収を完了させて任命する予定である人々は、我々が設定するオーナーおよび取締役の基準を満たしていることを確認し、プレミアリーグは満足しています。
プレミアリーグの役員会は、このプロセスに関してリバプールFCと仕事を続けるつもりです。しかしながら、正式な買収が完了にまでにはまだ解決を見ていないことは認識しており、従って現時点で我々がこれ以上のコメントをするのは不適切です。」
●LFCスカウトJakob Friis-Hansen
(ESPN)「今のリバプールに重要なのは結果で、最優先事項は、次の移籍市場で卓越した4人の選手をファーストチームに獲得することだ。スターティング・ラインナップに入ることのできる選手だ。
ロイ(ホジソン)は、上手くいけばそのためのある程度の資金を得られるだろう。私は、イタリア、ドイツ、フランス、ベルギー、オランダへ行くつもりだし、今年はリバプールのためにスペインへも行くことになるだろう。それはとにかくファーストチームのためにだ。
こんなスタートになってしまったことは、ロイにとっては恥だ。彼が本当に優れた監督であることに、疑問の余地はない。しかし厳しいスタートになったのは、クラブが財政的にどうなるのか我々はわからず、そしてまだわかっていないからなんだ。
上手くいけば、今度は出て行って最高の価格のカテゴリーに入る選手たちを探せる。しかし我々は成り行きを見守るよ。」
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銀行管理下に入るのは壊滅的な打撃なのか~。困ったな。ブロートン会長の裁判前のアピールなのかもしれないですけどね。彼はワシントンからこの質問に答えたそうで、本業の仕事をしながらおそらく取材攻めにも会っていて大忙しでしょう。この裁判に勝てるかどうかはリバプールにとってはもちろん大大大問題ですが、彼自身の名誉にも大きく関わることだと思います。がんばれブロートン!審理は火曜に始まる可能性が大きいそうです。
ポイント剥奪に関しては、メディアでさまざまな報道がされており、その見方もいろいろです。親会社といってもペーパーなんだから、実質クラブ本体の破綻とみなされるという意見あり、昨年のウェストハムのように回避できるだろうという意見あり。たとえば
ガーディアン紙は、プレミアリーグ情報筋の言葉として、「このレギュレーションの目的は主として、支払い不能に陥ったクラブを捕らえるためだ。これは明らかにリバプール・フットボールクラブにはあてはまらない。」と言っています。どうなるかは最終的にPLの判断となり、そこには多分に政治的な配慮が含まれるでしょうが、そこまで行かないことが何よりです。ブロートンの勝てるという言葉を信じまっす!
デンマーク人スカウトの発言は「早っ!」ですね。まだオーナーシップも決まっていませんが、それでも先を見越してもう行動に入っているようです。4人かあ、早いとわかっていてもレッズファンなら思わずワクワクしてしまう発言ですね。アルダ、バストス、ブラッドリー、ジニャック、あるいはベンゼマ?と夢は膨らみますが、今のところは単なる夢か。
ただ、今シーズン新加入選手が何人も入って来て、「融合まで時間がかかる、がまんじゃがまんじゃ」と言われてるのに、冬にまた大勢入って同じことの繰り返しでも困ります。個人的には今の戦力でも、けが人が続出しなければCL出場権を十分に獲れると思っているので、補強するとしたらアンカーとFWの2人かな。アンカーはメイレレスとコンビを組める守備に強い選手、FWはトーレスとコンビを組めて1トップもやれる速い選手を。そして2人とも26歳以下でどうかひとつ!まだ早い早過ぎる、浮かれている時じゃないと自重しているんですが、どうしても妄想がムクムク膨らんじゃいます(笑)。
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無題
まだ決まったわけではありませんが4人というのはとても気になりますね。でも僕もフニクラさんと同じでアンカーとFwの2人でいいと思います。
インレルは第一希望です。タイプ的には1トップは合わないと思いますがK・デイヴィスなんかもぜひリヴァプールで見てみたいです。
あぁ~夢が膨らむぅ~。
Re:無題
FWはできればポストタイプではない選手を、それだけお願いしたいなあ・・・。
無題
頑張ってブロートン!!
私の考える4人は、アル・サヒン、マタ、ジョレンテ、タイウォだと思っています。
いや~、補強資金がちゃんと約束されているって思うと夢が膨らみますね。今までになかったことですし、ワールドサッカーダイジェストに載っているような補強ができるかもしれないですね。
移籍市場でいつもほしいポジションの選手の中でいつも三番手で安価な選手を買うことしかできなったけどこれからに期待です!!
Re:無題
補強の話は、すごい選手がうわさに出ても「獲れるわけないです・・・」と苦笑いするしかなかった日々から、ようやく開放されるんですかねえ(感涙)。早くそうやって喜びたいです。
無題
ポジティブになりましょう!
Re:無題
こんにちは
ポイント剥奪にはならないと信じたいです。
Re:こんにちは
でも、9ポイント剥奪されても降格するなんてことはないと思うし、ヨーロッパに出られなくても来季全力でリーグタイトル獲りに行くのもいいんじゃないの?なんて、私はめちゃくちゃ楽観してます^^。
それよりtoshiさん、ホジソンの解約条項ですよ!!!正直喜んでしまったのは内緒です。