イングランドはアウェイのロシア戦を敗戦。EURO2008予選自力突破の可能性はなくなりました。
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●ジェラード
(SKY Sports)「僕たちは、試合をまさに自分たちがやりたかった方へ進めていた。彼らはアイディアが尽きていた・・・それから、(PKという)大きなターニングポイントがやって来て、めちゃくちゃな、狂気の5分間になってしまった。
僕たちは試合を支配していた・・・そして、彼らが多くのポゼッションをしていたにせよ、僕たちは試合をそのまま進めて勝つべきだった。
僕たちはハーフタイムに、『このままクリーンシートをキープして勝ち進もう』と言っていたんだ。
1-0の時に僕には決定的なチャンスがあった・・・決めるべきチャンスがね・・・しかし僕たちは彼らに同点ゴールを与え、それは彼らに2点目を決める勢いを与えてしまった。難しい場面になったことはわかっていたけど、1-1ならばそれでも良かった。彼らはPKで自信を得、明らかに前がかりになって僕たちにプレッシャーをかけて来たよ。
ポール(ロビンソン)は2点目について落胆しているだろう。しかし僕たちは、あのPKはペナルティボックスの外だったと思ったよ。ウェイン(ルーニー)はすばらしい先制点を決めてくれたけど、僕たちが今できることは何もない・・・(予選通過は)僕たちの手から離れてしまった。
イスラエルは結果を出せるだけの力がある・・・しかし彼らはもう予選を勝ち抜く可能性が消えている。厳しい状況だ。」
●マクラーレン監督
(BBC)「我々は勝利を手中にしていたにもかかわらず、最後にはそれを逃してしまった。私は以前にもこのような試合を経験したことがあり、どうやったら最後に試合を落とす側になることが可能なのか、答えを見出せない。
今は悪い位置にいる。我々は、ロシアがイスラエル戦でつまずくことに望みをつなげなくてはならない状況だ。
あのペナルティについては、私は今見直したばかりだ。あれは明らかなミスジャッシだ。ファウルはペナルティボックスの外だった。ラインズマンはPKを取っていなかった。主審からはかなり距離があった。ああいうことは試合を変えてしまう。あの後は狂気の4分間であり、不運にも我々は2点目を与えてしまった。
しかし、私は選手たちを非難できない。我々のゲームプランを実行するために彼らは努力をし、チームのために尽くし、ブロックをし、ヘディングをした。
我々はこの試合を落としてしまったが、実際のところ70分を過ぎても私は決して自分たちが負けるとは考えなかった。
我々はギブアップしない。最終的には我々は予選通過を果たすだろう。イスラエルはアウェイでやるにはタフな場所だ。彼ら(ロシア)はそこに出向いて勝たねばならない。まだ彼らにはやらねばならないことがたくさんある。」
●フース・ヒディンク監督(BBC)
「我々が彼らのディフェンスにプレッシャーをかけ続けることが出来れば、同点に出来るし試合をひっくり返すことも出来ると私は感じていた・・・彼らはパニックになりはじめてたかもしれない。私は自分の選手たちを非常に誇りに思う。」
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イングランド、崖っぷちというか、もう崖から落ちて誰かの助けを期待しなくてはならない状況です。
今朝は深夜から応援しているチームが1-0のリードから逆転される試合を立て続けに二つ見て、かなり凹みました。キャプテンの調子も良くありませんでしたが、マクラーレン監督のゲームプランには疑問を持ちました。最初から0-0狙いのフットボールで、あの雰囲気のスタジアムの中であれほど攻勢にさらされては、失点するのは必然です。ロシア相手にポゼッション33%って、それがイングランドフットボールなんですか・・・。
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