エコー紙より、アトレティコ戦に向けてのラファのコメントです。また、チーム状態についてキャプテンのコメントです。
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●ラファ
(Liverpool Echo)「誰にとっても、自分の故郷に自分のチームと共に帰るというのは、本当に特別な瞬間ですよ。フェルナンドにとって、アトレティコ・マドリーは彼のクラブでしたから重要なことだったでしょう。そして私にとっても重要です。私の家族はマドリーにおり、そこは私の出身地ですから、リバプールフットボールクラブの監督としてそこに赴くことを、私は本当に、本当に誇らしく思っています。
私にとってはこのすばらしいクラブに自分がいるということだけで大きな偉業で、マドリーでチャンピオンスリーグを戦うというのは驚くべきことですよ。
私の繋がりはレアル・マドリーですが、私の父はアトレティコ・マドリーのファンでしたから、私は彼らに大きな敬意を抱いています。私の父はいつも、なぜお前はレアルをサポートするんだ、彼らはとにかくあれだけたくさんのトロフィーを獲得し続けているんだから、実際お前のサポートは必要ないだろうと言っていましたよ。彼はアトレティコをサポートする方が良いだろうと言っていましたし、彼らに対して非常に大きな情熱を持っていました。ですから、私はアトレティコ・マドリーについてとても好意的な意見を常に持っているんです。
私はなるべく落ち着いていようと努力していますよ。マドリーの友人たちから(この試合のチケットが欲しいと)山のような電話を受け取っていて、彼ら全員に一度に返事ができないんですよ!
マドリーの人々は、私たちのチームに敬意を払ってくれるだろうと思います。何にせよ、このクラブをサポートしてくれる人々は既にスペインには大勢います。自分の一番のチームはアトレティコで、2番目のチームがリバプールという人々です。それはレアル・マドリーでも同じですよ。スペインのファンの大勢が、リバプールを彼らの2番目のチームとしてサポートしてくれているんです。
(
公式HPより、チーム状態について)パーセンテージのことを話すのは私はあまり好きではないんですが、私はいつも、自分たちは改善できると話しています。私にとっては数字は70%ぐらいかもしれませんが、しかし言うのは難しいですよ。改善の余地はまだたくさん残されています。
(ルイス・ガルシアとシナマ・ポンゴルの)2人とも、非常に優れた選手でありプロフェッショナルでした。彼らはリバプールで、の自分たちの能力を見せていました。2人とも、それぞれ違う試合で私たちにとって重要な選手でした。シナマはオリンピアコス戦で得点し、ルイスは多くのすばらしいゴールを決めてくれました。2人の選手の良い思い出が私たちにはあります。
シナマは速さと技量のある選手で、非常に優れたメンタリティの持ち主でもあります。どのチームにいても、非常に優れた選手になり得ます。
明らかに、彼ら2人とも印象を与えようと努力するでしょうし、彼らには能力があります。2人ともゴールでき、2人とも試合を変えられます。彼らは私たちにとって本物の脅威ですよ。
10ポイントを獲得すれば、私たちは次のラウンドに進めるだろうと考えています。」
●キャプテン(公式HP)
「ここ数週間のうちに僕たちは、どんな状況であろうと自分たちが決してあなどれないことを証明した。そして僕たちが見せた戦う能力はとても重要だ。
しかし、ここ2試合でやったような試合の中でリードを与え続けることはできない、それはわかっている。遅かれ早かれそれは悪い結果をもたらし、僕たちは代償を支払うことになるだろう。
僕たちは今シーズン、チームの中に存在する不屈の精神、決意、信念を見せて来た。しかし、僕たちは試合を決めることを始めなくてはならない。
それでも、僕たちは自分たちが成し遂げたことで自信に溢れているし、これまで自分たちが見てきたよりもさらに大きな力がこのチームから発揮されると信じている。僕たちは、もう一段階レベルを引き上げる準備ができているし、今の僕たちにある自信がそのための助けになるだろう。」
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東京でのクラブワールドカップの最中に亡くなったラファのお父さんは、熱狂的なアトレティコファンだったんですね。自分の息子がチームを率いて彼のサポートするクラブとCLで戦うのを見たら、きっととても誇らしく感じたことと思います。良い試合になって欲しいですが、現実的には、疲労もあるし怪我人も多いですからね・・・。
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