「父のためにも」byカイト

Daily Mailより、ディルク･カイトのコメントです。
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●カイト（Daily Mail）
「残念だけど、ギリシャへの旅は僕のパパには負担になり過ぎるから、彼は決勝には来れないだろう。彼はリバプールで僕の試合を見る予定で、うまく行けば僕たちはホームにカップを持ち帰って、彼と一緒に祝うことが出来る。
彼は僕が5歳の時から僕のフットボールのプレーを見てきて、今シーズンも彼が僕を見られて嬉しいよ。彼はあまりしゃべる人じゃなくて、僕にアドバイスをくれたことは一度もない。しかしお互いを見ているだけで気持ちが通じるんだよ。

僕がここに来たのは彼が大手術を受けるまで数日という時で、僕の人生で最も厳しい時期だった。家族を持つどんな人間にとっても、父親がガンになるというのはとても難しいものだ。そして僕は外国にやって来るというさらなる問題があった。オランダでは毎日彼に会っていて、イングランドは近いけれど、それでも父親が病気の時にははるか遠くに思える。今は彼はホームゲームにやって来て、週末を僕と一緒に過ごすんだ。僕にとっては大きな意味のあることだよ。

アンフィールドの観衆は、ウェスト･ハム戦での僕のデビューの瞬間からからずっと、信じられないくらいすばらしいよ。ピッチに足を踏み入れたその瞬間から、僕は自分がもう長いことリバプールの選手だったかのように感じた。」

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カイトのお父さんはリバプールでの観戦ですか。アテネにはレッズファンが大挙して押し寄せてものすごい雰囲気になるでしょうが、試合当日のマージーサイドもものすごいことになりそうです。歓喜が爆発するような結果になって欲しいですね。
ギリシャの気候は大病をしたカイトのお父さんにはきついのかもしれませんが、イングランドの気候に慣れた選手たちにとってもその暑さはきついでしょう。そのためにスペインで合宿しているわけですが、いい調整が出来ることを期待しています。