スペイン合宿に旅立つ前ラファのコメントです。
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●ラファ
(タイムズ紙)「私たちが卓越したチームであるかどうかは、来シーズンと今後2、3年の出来によります。今、私たちは3年間で2度目のチャンピオンズリーグファイナルに進んでいます。しかし大きなチームと比較するならば、私たちは多くの勝利を上げ続けなくてはなりません。
私たちは、自分たちが進化し続けているというメッセージを世界に向けて送っています。強力なチームでありたいですし、これからもっと多くのトロフィーを獲得できればそれは良いでしょう。しかし私たちにとって、来シーズンのターゲットはプレミアリーグです。
私たちは2年前よりも経験を積んできましたが、ミランもまたワールドカップで優勝した選手たちを擁しています。彼らは前回よりももっと素晴らしい能力を持ち合わせています。中盤とディフェンスはさらに強化されていますね。
私たちは、イスタンブールでの前半で、ミランがどんなに良いチームかを経験しましたから、私たちのパフォーマンスがあのときよりも良くなることを願っています。
(Liverpool Echoより、準決勝のプレースタイルを批判したホルヘ・バルダーノの発言について)このクラブで、我々が成し遂げようとしている目標のために努力している人々は、尊敬に、深い尊敬に値する人々です。私は、彼(バルダーノ)はこのクラブとファン、そしてアンフィールドという神聖な舞台に対する敬意を欠いていると思います。"sh*t hanging from a stick" という言葉やその他の偏った比較は、彼が世界のフットボールの中での、この組織(リバプール)の歴史的な事実についてのいかなる知識も持っていないことを、明らかに示しています。私はホルヘ・バルダーノのことを、自分がレアル・マドリーにいた時以来もう20年以上も知っていますし、彼が最高のプロであるという概念は持っていません。彼はRamon MartinezやCappa、Giraldezのような、例えば彼が働いてきたのと同じ仕事をしているトレーナーやスポーツディレクターたちに、大きな感謝をしていると思います。彼らは大きな貢献をして来た人々ですよ。
メディアに自分の意見を発信することの出来る特権を持つ人物が、尊敬と教育を欠いたことをする、そして繰り返しますが、リバプールのような成果と歴史を持つ団体に対して最小限の敬意も見せない、そういうことは私を激怒させます。」
●ホルヘ・バルダーノの発言(Liverpool Echoより)
「フットボールは主観性と発想で成り立っているのであり、その中でアンフィールドは無敵だ。この熱狂的なスタジアムの真ん中に"sh** hanging from a stick"を置き、それを芸術作品だと言う人間がいる。それは違う。あれは"sh** hanging from a stick"だ。
チェルシーとリバプールは、フットボールが進みつつある方向の最もはっきりとした極端な例だ・・・非常に激しく、非常に組織的で、非常にフィジカルでダイレクトだ。」
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"sh** hanging from a stick"をどう訳したらいいのかわからないんですが、おそらくは「棒からぶらさがったたう○こ」みたいな意味かと・・・それならラファも怒るでしょう。前に読んだ別の記事にはそこまで過激な言葉は使われておらず、「フェイントも股抜きも何の創造性もなくつまらん!」といったニュアンスだったんですが、こんなことを言っていたならさすがに失礼ですね。
チェルシー戦については、互いの良さを消しあって「退屈だった」という批評はありますが、個人的には勝敗を別としても、死力を尽くしあった非常に高度なゲームだったと思うんですが。まあ、「主観で成り立っているのがフットボール」ですから。
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