ヴィラ戦を前に、バリーが夏以来初めてコメントをしました。また、ラファ、オニール監督のコメントです。
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●バリー
(ガーディアン紙)「日曜が奇妙な試合になるかって?僕はヴィラに対して100%だ。それが僕のやろうとしていることの全てだよ。奇妙な試合になんか全くならないだろう・・・ファンは僕の味方をしてくれるかどうかって?僕がやれるのはクラブのために100%の力を尽くすこと、それだけだ。それできっと十分だよ。
長い夏だった。憶測が絶え間なく続いていたけど、僕は自分が精神的に十分強いと感じていたし、これからはすっきりと気持ちを切り替えるよ。僕はいつも、1シーズンを一区切りとして考えている。今回の憶測は昨シーズンの終わりに起こり、僕はヴィラに残るという決断をした。今は次のシーズンが始まり、僕はそれに集中する。上手く行けば僕たちは昨シーズンよりもさらに進歩できるだろう。
起こったことに納得していないんじゃないかって?それがフットボールビジネスというものだ。僕はヴィラと契約を交わしている。彼らが移籍金を設定し、それは合わなかった。ルールはルールだよ。
(監督とのわだかまりについて)監督は、僕が彼とクラブのために100%の力を尽くすという事を知っている。それが誰にとっても良いことなんだ。チームメートが僕に留まって欲しいと言うのを聞くのは嬉しいことだね。」
●ラファ
(SKY SPORTS)「日曜に(ヴィラのファンから)どんな反応を受けるかはわかりませんが、私はピッチの上で起こっていることのみに集中するつもりです。あまり多くのことを言いたくはありませんし、以前に起きた出来事をあれこれと分析したくもありません。今となっては変えようのないことですからね。今は、どうやってヴィラを倒すか、そしてピッチ上でバリーを抑えるかにのみ集中していますよ。
マーティン・オニールと良い関係を築いているか、ですか?・・・そうは思いません。しかしもちろん、私は彼と握手するつもりですし、私は冷静な人間です。あのことで彼とは何の問題もありませんよ。
今年の夏の前までは、私はマーティン・オニールと良い関係を築いていました。いろいろと言われたことには驚かされましたが、私は4月以来彼とは話をしていないということを強調しておきます。
しかし彼と握手することには何の問題もないと、私は信じています。私たちはそれが出来ますよ。
バリーが優れた選手であり、彼らにとって非常に優れた選手であることを私たちは知っています。私たちはピッチの上で彼を抑えるよう努力するつもりですし、この夏に起きた他の出来事についてはあまり話さないつもりです。重要なのは、私たちがフットボールに集中することです。しかし、バリーは彼のチームのためにベストを尽くすだろうと思っています。」
●オニール監督
(Liverpool Echo)「3週間前には、私が心に思い描くことも出来なかった状況だ。私の心の中では、彼は出て行ってしまうと考えていたよ。それが実現しなかったのはすばらしいね。
古い陳腐な決まり文句で、『まるで新加入の選手が来たようだ』というのがある。私は本当に有頂天だし、それはドレッシングルームも同様だよ。
ギャレスが日曜にスタートから出る見込みはかなりある。そうなる見込みはかなり大きいと言えるね。
(
BBCより、ミルナーの獲得について)ジェイムズはすばらしいスピリットの持ち主で、彼の最高の年はまさに目の前だと私は思っている。2年前に、取引がすっかり準備できていながら彼を獲得できなかったのにはがっかりしたが、今回は全てがうまく行ってよかったよ。
可能ならば、我々は他にも獲得を目指すつもりだ。クラブのオーナー、ランディ・ラーナーはすばらしいサポートをしてくれているよ。我々はこの夏にはやってやろうと決心をしていたし、獲得した選手たちには満足している・・・加えてギャレス・バリーをなんとかキープできた。」
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ヴィラは電光石火、移籍宣言をしたミルナーを獲得しましたね。なんだかオニール監督のコメントがいちいちイヤミに聞こえます(苦笑)。移籍マーケットの最終日にヴィラ・パークで対決、ヴィラファンたちはいつもにも増してきつい歓迎をして来そうです。しかしレッズファンたちも、数は少なくてもきっと気合を入れて対抗してくれるでしょう。
個人的にオニール監督にはまだ釈然としない思いがありまして、今度の試合はなんとしても、敵地でヴィラをちんちんにやっつけて格の違いを見せつけてやって欲しいと思っています。アグボンラホールが、ヤングがなんだ!ミルナーが出て来たってどうってことねーよ!全部止めてやるよ!バリーはほどほどに頑張れ。
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