FIFA年間最優秀選手の3位に入ったトーレスが、結果発表後にチューリッヒで語ったコメントです。
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●トーレス
(タイムズ紙)「うん、間違いなく僕たち(キーンとトーレス)は一緒にプレーできるよ・・・ボスが決めることだけどね。彼が監督であり、そしてすばらしい監督だ。
選手がみんな同じチームで一緒にプレーできるわけじゃないけど、僕はロビーとこれまで何度もプレーし、一緒にプレーした時にはゴールを決めてきた。試合によるけど、僕たちは一緒にプレーするだろうと思う。
(怪我に関して)ずっと良くなっている感じだし、できるだけ早くスタートの11人に戻れることを願っているよ。そうなればもう怪我のことは忘れて、今年はとても良い位置につけているリバプールのために、またプレーを始められる。まだ90分プレーできるかどうかはわからないけど、チームの中に入れることは間違いないよ。でももちろん、最初の11人の中に入りたい。
EUROがあったためにプレシーズンをしっかりやれなくて、シーズンの始まりが早すぎた。身体的に最高のスタミナを維持しようとしていも、一週間に3試合もプレーしなくてはならない状態ではそれは難しい。これからは僕は完全な100%でありたいと思っているし、2度と怪我はしたくない。
(リバプールが難しい局面に入ってユナイテッドの追撃を許してしまったのでは、という問いに)そうは思わないよ。僕たちはこれから町とリバプールにとっての大一番である、二つのダービーを迎える。リーグ戦のダービーで僕たちが勝利できれば首位に留まれるし、その後でFAカップのダービーで再び勝利できれば、僕たちにとって大きな自信になる。2連続ダービーというのは、リバプールにとって悪い時ではないよ。
僕たちは順位表のトップにいる。それを楽しまなくてはね。
(
トーレスオフィシャルサイトより、マルカ紙に語ったコメント)(FIFAの表彰式は)すばらしい夜だったし、今夜の結果はとてもうれしいよ。こういうフットボーラーたちの中に入れたことはすばらしいし、これからプラティニやペレのような選手たちと一緒にすごく楽しい愉快な夜を過ごせるのが楽しみなんだ。
(トップ10の中にスペイン選手が5人入ったことについて)僕たちの中のこれだけ大勢がここに入ったのは、スペインフットボールにとってすばらしいことだね。これはチームワークから来たもので、EURO2008での僕たちのパフォーマンスがあったから、こういうすばらしい表彰式に僕たちは候補として上がることができた。人は、トップ10の選手の中の5人がスペイン人だということを忘れてはいけない。スペイン代表は最近もとても良いプレーをしていて、誰もが僕たちのことを口にしている。僕たちはこの瞬間を最大限に生かして、十分に楽しまなくてはならないんだ。
(プレミアリーグについて)ストーク戦では2ポイントを落としてしまったから、これから頑張ってそれをどこかで取り返さなくてはならない。マンチェスター・ユナイテッドは未消化の2試合を残しているから、彼らが二つとも勝てば僕たちを1ポイント上回ることになる。でもまだこれから道は長いんだし、目的を達成するために僕たちは戦い続けなくてはならない。」
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FIFAの年間最優秀選手に誰が誰に投票したかは、
FIFAのこちらのPDFファイルで公開されています。ヒーピアとベナユンはもちろんトーレスを1位に、ベナユンは2位をキャプテンにしているところなんか、さすが気配りのできる男(笑)。マスチェラーノが1位をロナウドにしていて2、3位をトーレスとキャプテンにしているところは、誠実な彼らしいなあと思います。
こちらの選手ごとの投票結果の一覧を見て、キャプテンに1位投票しているのは誰かと見てみたら、なんと日本の岡田監督の名前が!一気に高感度アップです。トゥンジャイなんか、1位キャプテンで2位トーレスです。リバプールファンなら来ませんか。
それにしても、EUROにも出場していないし昨シーズンはタイトルも取っていない、そんなキャプテンがトータルで6位に入っているというのはものすごいことですね。レッズキャプテンは世界のフットボールファンだけでなく、選手や監督にも愛されている男です(誇)。5位までに入っていれば、チューリッヒでトーレスと並んでいるところが見られたし一緒にパーティーにも参加できたのに、残念!
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