Sky Sportsに掲載されたキャプテンのコメントです。
------------------------------------------------------------
そうだね、僕はすごくいい結果を残せたし、いろんなことがうまく行った。でももっとトロフィーと勝者のメダルが欲しい。そして、リバプールで僕はそれができると信じている。
リバプールに残るというのは大きな決断だった。でも基本的に僕がそれを決めたのは、僕たちのチームは、ラファエル・ベニテスという申し分のない監督が率いていると感じたからだった。今のところそれを後悔してはいないよ。
僕は彼を信じているし、全面的に信頼している。僕はリバプールで自分の野心を成し遂げられるとわかっているよ。
僕のコレクションの中に唯一ないものが、プレミアシップなんだよね。僕はすごくそれが欲しいし、ファンも同じだってわかってる。だけど、欲しいのはそれだけってわけじゃない。他のトロフィーだってすごく手に入れたいよ。
チェルシーは本当にすばらしいチームだ。そして他にもマンチェスター・ユナイテッドとアーセナルがいる。プレミアシップを取るっているのはものすごく難しいことだろうね。
でも、僕たちにはハングリーな監督と、ハングリーな選手の一団がいる。そして、ラファが夏にはもっと強いチームを作ろうとしていることも知っている。昨シーズンの1位とのポイント差と、今シーズンの差を比べて見れば、僕たちがすごく接近してきたというのがわかると思う。それを見ると、僕はあと2、3シーズンのうちにはリーグを取れると思うね。僕たちは、数年以内に必ず目標を達成できると感じているよ。
夏にドイツで開催されるワールドカップは、僕たちにとって長い間の中で一番のチャンスになるに違いない。僕たちは、ヨーロッパで行われるこのトーナメントを最大限に活かして行くよ。
(怪我をしたルーニーについて)どんなチームだって、ウェイン・ルーニー抜きでは同じ強さは保てない。僕の目には彼は今、世界でベスト20の中に入る選手に見える。もしも僕たちがウェインなしでワールドカップの決勝に行かなきゃならないなんてことになったら、それはイングランドにとって大きな災難だろう。彼は国中で愛されていて、僕たちの主軸の男なんだ。
ワールドカップをウェイン抜きで成功させるのは不可能だと僕は思う。彼はなんとかドイツへ行こうと必死にやるだろう。だから僕は彼が一日も早く治るように祈るよ。
うまく行けば彼は、2002年に僕が経験したようなことは避けられるかもしれない。僕は経験上、家に帰ってTVでワールドカップを見るなんて悪夢だと彼に言える。
(ルーニーが怪我をし、オーウェンがまだ万全でなく、イングランドのストライカーがどうなるかという質問に対して)どんな選択肢があるとか、他の選手にどんなチャンスが与えられるかとか、そういうことについては話したくないな。ウェインがワールドカップに行けるように祈るだけにしようよ。
もしもそうならなかったら、明らかに他の選手たちにチャンスが来るだろう・・・ピーター・クラウチ、ジャーメイン・デフォー、ダレン・ベント・・・でも僕は、ウェイン・ルーニーがスターティングメンバーの11人に入れるほうがずっといい。
---------------------------------------------------------------
キャプテンは2002のワールドカップは、股関節を痛めて出られませんでした。あの時キャプテンは21歳、今ルーニーは20歳。ルーニーの気持ちは痛いほど理解できるでしょう。「ワールドカップを自宅でTV観戦したときは、本当に悔しい思いをした。」と以前のインタビューで語っていました。
キャプテンにとっては初めてのワールドカップ、しかも欧州での開催。今回に賭ける気持ちは大きいでしょう。
PR