ベンゲル監督が、リバプールの騒動についてコメントをしています。
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●ベンゲル監督
(テレグラフ紙)「火種というのはどこにでもあるものだが、今はそれがいつにも増して野火のように広がっているように見えるね。ラファはこれまでリバプールで目覚しく良くやって来た。現在起こっていることは、スポーツや結果から生じているものではない。内部の変化に起因しているものだ。
私自身は幸運にも、イングランドに来て以来ずっと、経営陣から自分の望みどおりの自由とサポートを受けている。私の重役たちは、成功を収めるためには支援が不可欠だということを理解している。しかしそれに気がつくためには経験が必要であり、クラブを買ってこの競技に加わって来たばかりの人間が全員がそれを認識できるとは、私は思わないよ。
(ダービーのビリー・デイビス監督の退団に関して)監督に、標準以上の成功を収めたツケが回ってくるというのはおかしなものだ。一人の人間が、クラブが今まで夢見たこともなかったポジションまでチームを引き上げ、その14試合後に首になるということが正しいはずはない。
我々は、結果を出さなければあっという間に叩かれるという、もろい場所にいつも立っている。しかし最近の状況を分析すれば、だんだんと政治的になっているように思える。」
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ベンゲル監督もデイビッド・ディーン副会長の辞任やらいろいろあり、クラブと今季限りかなどとうわさされたこともありましたが、2011年まで契約を延長してチームは絶好調、ますます長期政権は続きそうです。「プロフェッサー」とあだ名される彼ですから、一度外国人オーナー達にその心得のレクチャーをしてくれるといいですね。
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