リバプールに帰還したマスチェラーノと、ラファのコメントです。
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●マスチェラーノ
(公式HP)「僕は本当に好調だと感じているよ。もちろん代表チームとはトレーニングの方法が全く違うから、こっちのトレーニングに適応することがまだ必要だけどね。アストン・ヴィラ戦への準備は出来ていると感じているけど、ラファがどう考えているか、それ次第だ。
僕は自分のためだけじゃなく、リバプールのファン全員のため、懸命に頑張ってくれたチームメートのため、そしてラファのために金メダルを勝ち取った。ラファとクラブは、僕にこの金メダルを勝ち取るチャンスを与えてくれた・・・彼らは僕に、行ってはいけないと言うことも出来たんだ。
僕はこのクラブにいる全ての人々に、そして理解してくれたファンにも「ありがとう」と言わなくてはならない。これからは、リバプールにタイトルをもたらすために全力を尽くすつもりだよ。
プレミアリーグやチャンピオンズリーグの優勝が、オリンピックのメダルに匹敵するかどうかは僕にはわからないよ。未だ僕はそれを勝ち取ったことがないからね。でも、オリンピックはチャンピオンズリーグからはおそらく一段落ちるだろうってことはわかっているよ・・・例えそれが歴史上、僕と僕の母国にとってとても重要なものだったとしてもだ。
フィジオやドクターから金メダルを見せてもらえるかって言われたけど、僕はそれはしたくはないんだ。オリンピックの試合は終ったんだからね。でももちろん、僕は本当に幸せだよ。僕と僕の母国のために、すばらしい気持ちだよ。
こんな風に、僕が金メダルを二つ獲得した初めてのアルゼンチン人なんだと思うと驚きだね。何年も経ったら、僕は娘や子供たちにそのことを話すだろう。メダルはリバプールにあるけど、アルゼンチンに帰る機会があったらすぐにそれを持ち帰るつもりなんだ。
自分の国のために戦うことは楽しかったけど、同じ町で一年間一緒に過ごして来たチームメートを破るっていうのは、気楽なものじゃないね。おそらく、ルーカスとライアンも僕と同じように金メダルを欲しがっていただろう。だから難しい瞬間だよ。そうだね、僕はブラジルを倒して嬉しかったけど、ルーカスはとても落胆していた。だから僕はもちろん敬意を払おうと努めたよ。
でもこれがフットボールなんだ。悪感情は何もないし、僕たちはこれからリバプールの力になろうと一緒に頑張るつもりだ。試合のことは忘れたよ。
(ロンドンオリンピックに出場したいかと聞かれて)僕はイングランドに住んでいるんだから、それはすばらしいチャンスだろうね。成り行き次第だけど、ロンドンでのオリンピックでプレーできたらファンタスティックだと思うよ。」
●ラファ
(SPORTING LIFE)「マスチェラーノは順調にトレーニングをしていますし、ルーカスも同様です。ですから彼ら2人ともアストン・ヴィラ戦の競争の中に加わることになるでしょう。そして私たちには、ダミアン・プレシという若い選手もいます。
私たちの中盤には豊富なオプションがありますが、マスチェラーノが北京への遠征から戻って来た後の試合で、彼の起用を考慮する上で私には何の問題もありません。
彼はオリンピックの期間中私と連絡を取り続けており、クラブで何が起こっているかを全て知りたがっていました。今は彼が戻って来て、私たちのプレーに歓迎すべき強さを加えてくれます。
ディルク・カイトには称賛をしなくてはなりませんね。時々彼はミスをし、人々はそれに反応しますが、彼は決してそれを気に病むことはありません。彼は再び前に出て全力を傾けます。そしてまさにそれを120分やって、私たちをグループステージにしっかりと勝ち上がらせてくれました。
肝心なのは、彼は決して隠れることがないということです。彼は右サイドでプレーし、左サイドでプレーし、トーレスと組んでセカンドストライカーでプレーしました。
彼がチームに与えてくれる力は、本当に重要なものです。評価はフルシーズンを通してしなくてはなりません・・・1試合では、必ずしも完璧には行かないことはあるものです。
人は、さらなる速さと特別な能力を声を上げて求めます。しかしフルシーズンを通して見れば、彼は常に出場可能で常に準備ができており、すばらしいプロフェッショナルですよ。」
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改めてお帰りマッシュ、おめでとう、そしてこれからよろしくお願いします!今のチームには彼の力が本当に必要です。
ルーカスもいるし、クラブでは金メダルはちょっと見せびらかせないでしょうね(苦笑)。ルーカスはきっと今も悔しいでしょうが、2人とも代表でも経験を積んだプロですから、わだかまりがあるはずはありません。今度は同じシャツを着てピッチに立って、大いに暴れてくれるでしょう。
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無題
Re:無題