AP通信より、アンフィールドでユナイテッド戦を観戦したことについて、ヒックスオーナーのコメントです。
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●トム・ヒックス
(AP)「ちょっと特別な週末だったね。家族全員であそこに行ったんだ。我々のチームは、自分たちが十分に勝てるというメンタリティでプレーしてはいなかったと私は思う。彼らは手堅いプレーをしていた。
(ファンのデモについて)彼らのファンは、非常に真剣なファンたちだと私は思うよ。彼らはリバプールを確実にトップチームにすることを望んでおり、我々が実際にそれをやるまでは、多くのことを懐疑的に見守っているだろう。
彼らはラファを守りたいと思っていた。あれについては賞賛しなくてはならないね。私たちはラファをすごい人物だと思っている。(ごたごたは)全て過去のものとしたよ。
我々は、すでに買った選手たちで自分たちがどれだけ出来るかを見たいと思っていた。チームがしっかりと固まりつつあるか、それをとにかく見たいと思っていたんだよ。そして、彼(ラファ)はプレスカンファレンスに赴いてちょっとふくれっ面をし、『私は自分のチームに集中している』と同じ答えを20回も繰り返した。そしてその時点からは、メディアがあらゆることを作り出したよ。彼らは、私たちが彼を首にしようとしていると作り出した。私が彼に黙れと言ったと作り出した。ベニテスとアメリカ人とのバトルだと作り出した。そういうのを見るのは実に面白かったよ。
(新スタジアムについて)当初は80,000規模のサイズの建設を目指していたんだが、我々の市場規模を考えた場合、おそらく70,000から73,000の間が適当な規模だと思う。イングランドでは、ウェンブリーとオールド・トラフォードに次いで3番目の規模になるだろう。
(リバプールは)彼ら(サポーター)のクラブだよ。一番古い家族は、(KOPのシーズンチケットを)もう51年間も保有しており、クラブには115年の歴史がある。願わくば、我々もその位長い間、時を共有したいね。」
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やっと会談後のオーナーからのコメントが出ましたね。なんだか安心しました。ちなみに、ヒックスオーナーはアメリカの「D Magazine」という雑誌の表紙を飾ったそうで、そこには「ヒックス破産?」というタイトルと共に、両ポケットをひっくり返して肩をすくめている彼の姿が載っています。もちろんそれはデジタル加工した写真で、ニューヨーク・タイムズによると、彼は怒り狂って雑誌のサイトに「お前んとこは芸能ゴシップかスーパーのタブロイド紙か」とポストし、オフィスと個人での購読をキャンセルしたそうです。
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