バリーの移籍問題について、ベルガーとオニール監督のコメントです。
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●パトリック・ベルガー
(テレグラフ紙)「彼(バリー)はトッププレーヤーだ。彼は去年すばらしいシーズンを過ごし、自分のキャリアの中で大きな一歩を踏み出したいと、それだけを願っている。リバプールは彼にそのチャンスを提示し、僕は彼がなぜそれを望んでいるかがはっきりと理解できるよ。彼は今チャンピオンズリーグ出場権を獲得しようとしているチームに在籍し、数年前には実際にチャンピオンズリーグ優勝を果たして、毎年チャンピオンズリーグで戦っているチームに行けるかもしれないんだ。
もしもこの移籍が実現しなくても、彼はアストン・ヴィラのために100%の力を尽くすだろう。間違いなくそれだけの優れたプロフェッショナルだよ。」
●オニール監督
(Birmingham Mail)「我々は彼に残って欲しい、それははっきりしていると思う。ファンも彼に残って欲しがっていると思うし、これだけ移籍騒動が長引くと、何か先手を打って阻止するのは難しい。現時点では完全に解決はしていない。
(バリーの移籍騒動についてのファンの不満について)フットボールの試合で勝てば全てはバラ色だし、そうでなければ不満は起こる。それはこの競技のまさに一部だよ。
我々は昨シーズン、選手の数が足りないことはわかっていた。しかしFAカップで敗退し、後は現有勢力で自分たちが戦うのはおそらくプレミアリーグのみとなって、私は1月に(選手を獲得しないという)決断をした。それはリスクを伴うもので、我々は再びそのリスクを犯したくはないと思っている。」
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ベルガー、やっぱり何か言いたいんですね(笑)。彼は今は古巣のスパルタ・プラハでプレーしています。
バリーの移籍の話は完全に消えたわけではないようですが、どうなるでしょうか。リバプールは別の選手にも目を向けている様子で、最終的にはどう落ち着くのか、マーケットが閉じるまであと11日です。代表戦ではアロンソが後半から出て2得点の大活躍、対するバリーはアンカーの位置に入って今ひとつのプレーでした。「だからアロンソでいいじゃないか!」という声がますます大きくなるようなミッドウィークでしたが、レッズはスペイン代表のようなパス&ムーブをするプレースタイルとは違いますからね・・・。しかし、長く続くごたごたをものともせずにモチベーションに変えている、アロンソのその精神力の強さには改めて驚かされます。
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