「少々がっかり」byサミー･リー

試合後の両監督と、退場になったアデバヨルのコメントです。
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●サミー･リー（公式HP）
「彼（ラファ）の電話代はかなりすごいことになるだろうね！テクノロジーのおかげで、（彼の不在は）問題にはならなかったよ。彼はひどい苦痛を感じていたのだから、プロ意識の証拠だ。
今の我々の願いは、彼がしばらくの間安静にできて、これからの本当に忙しいスケジュールに向けて準備できるよう、しっかりと100%の状態になることだ。

（試合結果に対するラファの反応について尋ねられて）彼は喜んでいたよ。非常に優れたフットボールチームを相手に良い1ポイントを取れたということを、選手たちに知らせて欲しいと言っていた。

全て決まり文句ではあるが、試合前ならば我々はこの1ポイントを受け入れていただろう。選手たちはちょっと落胆しているが、一人少なくなってからのアーセナルの戦いぶりは、大いに賞賛を受けるべきものだった。一人少なくなった時点で、彼らは自分たちをしっかりと組織し、シャープに、そしてタイトにプレーした。我々は数的優位を利用しようと懸命に頑張ったが、それができたとは感じていない･･･選手たちの間に少々落胆があるのは、おそらくそのためだ。

我々の選手たちには大きな賞賛が与えられるべきだ。1失点した後、我々はこの試合をコントロールしていたと感じたからね。そして挽回した。
ここにやって来て1ポイントを持ち帰ることに満足だったかもしれないが、リバプールフットボールクラブである以上、我々は決して引き分けには甘んじない。我々は常に出て行って勝利を狙う。だから、そういう意味でほんのちょっと落胆しているよ。

（キーンのゴールは彼の自信を高めるだろうかと聞かれて）誰にでも聞いてくれ･･･ゴールというのは常に自信を与えるものだ。しかし率直に言うが、私はキーンが自信を失っていたとは思わない。
どんな相手チーム、どんな試合、どんな相手に対しても、我々は一つのチームを選択する。これからの対戦表のことは完全に把握しており、我々は手持ちの選手たち全員を起用しなくてはならないだろう。選手たちの一部は選ばれないこともあるし、それは長く骨の折れるシーズンだからだよ。我々は全員をしっかりと準備させておかなくてはならないんだ。
今日の彼はすばらしかったと思う。そしてピッチの彼を見れば、自信の欠如など微塵もなかったよ。

（アーセナルのタイトルの可能性を尋ねられて）私はアーセナルフットボールクラブのことを本当に尊敬しているから、それは言えないね。それに12月に何か優勝したなどという話は聞いたことがない。

（SKY SPORTSより）ロビーはすばらしかった。彼は良い若者で、こつこつと努力を続けている。どんな試合でも、彼は相手選手たちとチームを悩ませるだろう。ロビーの自信には何の問題もないし、彼はもっと良くなるために努力を続けるだろう。

ラファは選手たちのプレーとこの結果に喜んでいたよ。願わくは彼にできるだけ早く戻ってきて欲しいと思う。彼はクラブにとって非常に大きな存在であり、ここにいないことは損失だ。」

●ベンゲル監督（SKY SPORTS）
「11人のままだったら、この試合に勝利していたと私は信じている。終了までの30分の間に我々は間違いなく勝利していただろう。
あの判定は誤りだったと思う。ホームでああいう退場処分を受けて、私はああいうことはこのスタジアムから蹴り出したくてたまらないね。

アデバヨルが退場しなければなならないのなら、ロビー･キーンは、彼のガエル･クリシーに対するファウルで開始1分に退場処分にならなくてはならない。ルーカス･レイバは、カードの出なかったファウルの後にもファウルをしたと私は信じている。今日のここでのああいう姿勢に、私は賛成できない。

我々はホームでプレーしたのだから、2ポイントを落としたことは間違いない。今日は甘いゴールを与えてしまった。大一番の試合では、相手チームを上回りたいのならばラスト30分間が非常に大事だ。しかし今日は10人になってしまい、それができなかった。

（BBCより、セスクの負傷について）ひざの内側靭帯の損傷だが、彼がどれくらいの離脱になるかはわからない。今見極めるのは難しい･･･1週間から3週間かもしれない。
ああいう選手を誰も失いたくはないから、もちろん大きな痛手だ。しかし我々はそれに対処しなくてはならない。」

●アデバヨル（SKY SPORTS）
「あのレフェリーに、家に帰ってTVで見直して欲しいと思う。彼はあれをファウルとは見るだろうが、カードが出るほどではなかったと僕は思う。あれは彼のミスだ。
彼は僕が足に行っていたと言ったけど、体をああいう風に使わなくては、このリーグでは絶対にゴールなんかできない。僕たちはボールをキープしなくてはならないんだし、それは当たり前のことで、僕がやろうとしていたのはそれなんだ。
あのディフェンダーは、僕がナイフで刺したかのように地面に倒れ込んだ。もちろん僕はむかついている。僕たちは全員プレーするためにここにいるんだし、勝とうと負けようと11人でやるべきなんだ。彼が演技をしたとは言わないが、彼がやったことは全くフェアプレーとは言えないね。」

●セスク（SKY SPORTS）
「この怪我について、僕はネガティブには考えていない。考えている。でも月曜日のメディカル検査を待つよ。」

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ベンゲル監督怒ってますね。確かにあの判定は、イエローが出たのはちょっと厳しかったと思います。しかしあの退場でアーセナルに火がつき、むしろ流れはレッズに悪くなったような･･･。
セスクはひざの靭帯ならいやだなあと思ったんですが、重傷ではなさそうです。それでも数週間とはいえ、彼の離脱はものすごく痛いでしょう。