エコー紙より、マスチェラーノのコメントです。また、公式HPには彼がLFCマガジンに語った内容が紹介されています。
----------------------------------------------
●マスチェラーノ
(Liverpool Echo)「僕にとって、リバプールという有名な名前を背負うというのはすばらしい誇りだよ。僕は、このクラブがさらに成功を納めるために自分の役割を果たしたい。これが、長い間トロフィーのない最後のシーズンになるようにしたいね。
たくさんのハイライトがあったシーズンだっただけでなく、おそらく、もっと達成できたという感覚を僕たちに残したシーズンだった。
僕個人の考えでは、この夏の数ヶ月間の間にチームとして考え、来シーズンに戻ってくる前に学ばなくてはならない重要な課題がある。僕たちはホームでポイントを落とし過ぎたよ・・・来シーズンはそれは出来ない。僕たちは試合終盤に失点をし過ぎたし、チャンスがあったのに相手チームの息の根を止めてしまえなかったことも度々あった。
もちろん、僕は自分がもっと良くなれると言うよ。僕は選手として完成されているわけじゃないし、このチームの他の選手たちを見て、彼らから学ぼうとしている。しかし今年は、僕が初めてここに来てからの6ヶ月間よりも明らかに安定したシーズンが過ごせたね。
僕はいつも、成長しよう、うまくなろうと努力している。そしてさっき言ったように、今シーズンからはいくつかのことを学んだ。
(公式HPより)僕はサポーターたちと会うし、彼らはこれ(マスチェラーノのニックネーム、'Monster Masch')を言って来るんだ。それを聞くと幸せな気持ちになるよ。イングランドに来たこと、そしてリバプールに来た僕の決断が正しかったということを教えてくれるからね。僕が、自分のやらなくてはならないことをしっかりとやっているという証拠だ。
僕はスティーブンほど背が高くないし、対戦相手のどの選手たちほど背が高くもない。だから僕には勇気が必要だし、毎試合毎秒ごとに、自分が強い心を持っていることを証明しなくてはならない。僕のポジション、僕の体の大きさのために、対戦相手の選手の倍もハードにトライしなくてはならないんだよ。
僕はリバプールのチームの中で一番小さい選手なんだ。多分、この国で一番小さいセントラルミッドフィールダーなんじゃないかな。そして間違いなく、試合の前に僕を見た相手選手は、僕をフィジカルで圧倒できると考えるだろうね。僕は、彼らにそれが出来ないことを、リバプールにいる間に証明して来たと思う。彼らにそんなことはさせない。
来シーズンは、全然違うシーズンになるだろう。来シーズンこそ、チームは自分たちがタイトルに挑戦するんだと信じなくてはならない。
僕たちにはチャンピオンチームのサポーターがいて、チャンピオンの潜在能力を持っている。そして全員が同じことを信じている。それが真実なら、僕たちが夢を達成できない理由はない。8月に、僕たちは今まで以上に優勝杯に飢えて戻って来るよ。」
----------------------------------------------
個人的には、今シーズンのMVPはマスチェラーノです。中盤の底を任されて、本当に良くやってくれました。完全移籍を果たし、退場で騒がれ、彼にとっていろんなことのあったシーズンでしたが、大きな怪我なく1シーズンを通してチームの力になってくれたことは、彼自身も満足していると思います。
最後のコメントは頼もしいですね。しかし8月にはオリンピックが待っているんですよね。ラファは彼のオーバーエージでの出場に関して、5月7日のインタビューで「1週間以内に結論を出すつもり」と言っていましたが、もう結論は出たんでしょうか。
PR