リバプールはブラックバーンのストライカー、クレイグ･ベラミーと無事4年契約にサイン。リバプールファンという彼と、監督、キャプテンのコメントです。
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●クレイグ･ベラミー
（Daily Post）「僕自身リバプールのサポーターだから、どのシーズンでもスタートにはリーグタイトルのことを気にしていたよ。
70年代から80年代にかけてのリバプールはリーグのトップを走っていた。でも、ここしばらくは違っていた。外から見ていてさえ、ベニテス監督の元で今は正しい方向に進んでいると言えるだろう。そして僕たちが昨年のような進歩を続けて行ければ、2つ順位を上げてタイトルを取れる可能性は十分にある。
今日この移籍が成立したことは、僕にとって信じられない瞬間だった。僕は先月結婚したばかりで、それはまさしく僕の人生のハイライトのひとつだったんだけど、この移籍はそれに匹敵する出来事だよ。女房は僕の言うことを喜ばないかもしれないってわかってるけど、でも事実だからね！
子供のころからサポートしてきたクラブとサインできるなんて、夢がかなったよ。リバプールでプレーすることはものすごい名誉だ。僕は今この時を本当に誇らしく思っている。
ベニテス監督は、アンフィールドに来た時からファンである僕にとっては印象深い存在だった。彼が監督としてアンフィールドでとその前のスペインで成し遂げてきたことが、彼がどんな人物であるかということを雄弁に物語っている。彼がクラブを正しい方向に導いているということを、僕は彼と会うまでもなくわかっていたよ。
でも、選手としては、彼と会って話を聞いたことはとても意味があった。この輝かしいクラブの中で役割の一端を担ってプレーできることを願っているし、願わくばこの偉大なクラブをさらなる成功に導く力になりたい。
移籍の話が来たのがリバプールだったから、それを断ることは僕には不可能だった。僕はファンだから、たとえどのクラブにいたって関係ない---リバプールを断るなんて絶対にできなかった。リバプールでプレーできるチャンスを貰って、生涯の夢が現実になるんだからね。」
●ラファ
（Liverpool Echo）「私はクレイグと会って話し、彼がリバプールでプレーするということに非常に興奮し、情熱を持った人間であることがはっきりとわかりました。この契約には何の障害もないでしょう。彼は賢い子です。彼は私に、これがビッグクラブで自分がプレーする最後のチャンスだと理解していると言いました。彼はこの大事なチャンスを掴もうと心に決めていますよ。
ここは彼にとってベストのクラブです。彼はリバプールサポーターですし、私は彼がどれほど私たちとプレーしたいかわかります。私たちは話し合いを持った後、非常に早く合意に達しました。」
●キャプテン
（公式HP）「ドイツに来ているリバプールの選手たちはみんな、この移籍がうまく進んだことを聞いて、全員が本当に喜んでいるよ。
ジブリル･シセが大怪我をして、僕たちの前線がちょっと足りなくなったのは誰にでもわかることだ。クレイグような、強さと速さと得点記録を持った選手が来るというのは、すばらしいニュースだよ。
初めてクレイグ･ベラミーと対戦したときは気合を入れたよ。僕は彼がすばらしい資質を持つ選手だと常に思っていたからね。彼とは試合以外で会ったことはないけど、ピッチの上では何回かちょっと口論をしたことがある。でも、彼のそういう所が僕は好きだよ。「ちょっと不愉快な時間」みたいなもので、誰かに何かの害があるようなものじゃないしね。
僕たちはみんな、彼がちょっと強い個性の持ち主だってことを知っている。みんなが知っているのは、彼は本物の勝利のメンタリティと成功しようとする強い意志の持ち主だってことだ。リバプールでプレーするためにはそういうものは大切だ。
キャプテンとして、僕はクレイグがここをホームだと感じて早く落ち着けるように、できることは何でもするよ。彼のボディランゲージから多くのことが読み取れる。彼が負けることにがまんできない選手であることは明らかだ。
おそらく相手チームのファンが進んで嫌うタイプの選手というのがいるけど、彼はそういう種類の選手だね。でも、そういう選手っていうのは自分のチームのファンには一層愛されるんだよね。
最も大事なのは、彼が一流の選手だということだ。そして、僕たちの目的にかなうビッグネームとの契約でもある。
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無事契約おめでとう。ウェールズの熱いハートを持つ男。ブラックバーンでのサヴェージとの危ないウェールズコンビを見るのが好きでした（笑）。「キレやすい」といわれる彼をラファがどうコントロールするか楽しみです。
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●クレイグ･ベラミー（Daily Post）