ベナユンの負傷について、彼は試合後にインタビューを受け、試合と怪我についてイスラエルのメディアにコメントをしています。それによると彼はふくらはぎの痙攣を起こしただけのようで、それほど深刻なものではなかったのが何よりです。
ヘブライ語の記事ですが、現地サポーターが彼のコメント部分を英訳してくれていますので、その内容を日本語訳してみました。
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●ベナユン
(One.co.il)「ちょっとぎこちなく足を着いて、ふくらはぎが少し痙攣してしまったんだ。でも今日は良いプレーができたよ。ピッチに足を踏み入れた時には(ハムストリングの)怪我の影響はなかった。
もちろん僕たちはこの試合に勝てた。しかし最終的には上手く行ったし、次のギリシャで勝ちに行くつもりだ。バラク・イツハキのチャンスのように、僕たちにはたくさんのチャンスがあった。
僕は明確な意思を持ってピッチに入った。メディアの役割は試合を取り巻くあらゆるものを扱うことだけど、僕の役割は全ての人々の夢をかなえることだ。僕たちはその肩に大きな責任を背負い、僕はピッチに出て行って全身全霊をかけてプレーすることを決断した。
僕たちはギリシャでは勝ちたいと思っているし、なんとかそれをやり遂げられることを僕は本当に願っているよ。
全体として、僕はこの結果には落胆している。この試合では勝利が必要だった。僕たちは前半は良いプレーができず、十分な試合でなかったつけをあのゴールで支払ってしまった。
(水曜の試合について)これは戦争だよ。僕たちは頭脳と魂でプレーするつもりだ。何にせよ僕はギリシャに飛び、その試合にフィットするためにできることは何でもやるつもりだ。しばらく練習していなかったから、ちょっときついけどね。」
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とにかくハムストリングの怪我でなかったこと、それにはほっとしました。彼には本当に無理をして欲しくないんですが、こういうコメントを読むと母国を率いる彼の気持ちが伝わって来て、存分に戦ってくれという気持ちにさせられます。この出場に関してはクラブとの間に問題があったと彼自身が言っていましたが、ラファはきっと彼のこういう気持ちを理解しているでしょう。国際試合のたびにブーブー文句を言いつつも、他のクラブならうまく回避しているいろんな国際試合に、ラファは結局は選手の希望を尊重して送り出していますからね。
そもそもこんな、タイトル争いがまさにヒートアップする時期にインターナショナルブレークがあることがおかしい、そう思います!
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