ラファが、クラブに増えた南米の選手たちについてコメントをしています。
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●ラファ
(公式HP)「ベジクタシュ戦ではチームの全員が良くやりました。ゴールを決めた選手たち、そして決めなかった選手たち全員がです。しかし、ファビオが戻ってきていいプレーができたのは良かったですね。そしてマスチェラーノも良かったです。
南米の選手達にとっては、ここに適応するのは難しいことです。この国の生活習慣は完全に異なっていますからね。ですから、個人のメンタリティをしっかりと把握しておくことが必要です。どの選手を加入させるにあたっても非常に重要なのは、優れたプロフェッショナルであることです。他の文化、他の生活週間からやって来る南米の選手達については、特にです。
先日ルーカスの家族はここにやって来て、彼らは本当に満足しています。マスチェラーノも本当に満足し、ここに留まりたいと思っていますし、ファビオ・アウレリオ、セバスチャン・レトについても同様です。レトはプレーしたがっていますが、それは当たり前のことですし彼は懸命な努力を続けています。
私にとっては、選手達の国籍ではなく、彼らのメンタリティを知っておくのが重要なことです。アウレリオがスペインでやっていた時、彼は私たちの仕事、私たちのプレーのやり方、私たちのトレーニング方法を既に知っていましたので、彼については私たちは確信を持っていました。彼はすばらしいプロフェッショナルですし、すばらしい人間で、とても優れた選手ですからね。
マスチェラーノに関しても同じでした。私たちは彼がどれほど優れた選手かを知っており、彼についての非常に良いレポートを持っていました。
レトは大きなポテンシャルを持つ若手の選手で、ルーカスはイングランドの複数のクラブが興味を持っていましたから、私たちは彼らとサインできて本当に満足しています。
私たちは彼らが抱いている献身と情熱を全て知っていますし、それは私たちにとって良いものです。
南米の選手たちは共通して非常に経験豊富です。彼らはボールに触れながら成長しますから、若い年齢でさえ経験が豊富なんです。彼らにとってフットボールは、学校時代から良く知っているものです。ブラジル人を見かけることがあれば、彼らはいつもボールを蹴っていますし、南米の他の国からやって来る選手たちも同様です。
私たちには、ブラジルとアルゼンチンで仕事をしている人間がいます。そのマーケットについては既によく知っていますが、私たちのためにそれを注目している人間がおり、良くやってくれています。
パスポートや国際許可書を取るのに問題が起こることも時にはありますので、ある選手を追いかけるならば、その選手がパスポートを持っているか知る必要があります。国際的な選手と契約をするならば、彼らは既に経験を有し、ワークパーミットを持っているので問題はありませんが、その年齢の選手たちの価格は非常に高いですから、もっと早い段階でそういう選手を獲得しなくてはなりません。
将来的には、ブラジル人とアルゼンチン人選手の能力の高さから、南米のマーケットは私たちが開拓を必要とするものになるでしょう。しかし、マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、チェルシーも同じことをやっています。
それに関しては、スペインやポルトガルの方がやりやすいかもしれません。選手たちはパスポートなしでプレーできますからね。
(Liverpool Echoより、マスチェラーノについて)マスチェラーノはここに留まることを望んでいます。彼はここで非常に満足しています。彼は私たちにとってキープレーヤーですし、私は彼と話をしていますが、彼はリバプールにいることを本当に喜んでいます。
彼の家族はここで落ちついていますし、奥さんは英語を勉強しており、彼はここでとても快適に暮らしていますよ。ハビエルはサポーターたちが彼を気に入っていることを知っており、全てが問題なく進めば、彼はここに留まると思います。
私たちは彼に満足していますから、彼がリバプールに留まることになれば、皆にとって良いことですね。」
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記事によると、バルセロナがローン終了後のマスチェラーノの獲得を狙っているとのことですが、リバプールはMSIとの買取オプション条項を保有しているそうです。その金額は1700万ポンドで、彼のローン18ヶ月分180万ポンドを加えると、彼の獲得の総額は1880万ポンドになるとのこと。そんなもんで済むならとっとと取っちゃって下さい!と思います。以前の報道では、FIFAの選手保有権に関する条項の改正が問題になるかもしれないとありましたが、今回はそのことについてはエコー紙の記事は触れていません。
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