水曜の代表戦でキャプテンは左サイドでフル出場、2点目を決めました。クラウチは68分に交代出場しています。キャプテンとクラウチ、カペッロ監督のコメントです。
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●ジェラード
(公式HP)「Euroの本戦に行けないということは、予選突破を逃して以来、長い間ずっと胸にこたえているよ。僕たちは夏の間中この落胆を感じなくてはならないだろうね。僕たち全員、本戦に参加して大会優勝に挑戦していたかった。
しかし、僕たちはワールドカップの予選に向けて準備を整えなくてはいけない。この夏に感じている落胆は、心の奥にしまっておかなくてはならないね。
(ジョン・テリーがキャプテンマークを巻き、ゴールを決めたことについて)ジョン・テリーのために嬉しかったよ。彼はピッチの外では最高の奴だし、ピッチの上ではすばらしい選手だ。すばらしいフットボーラーだよ。
彼にとって残念なことに、先週のモスクワで起こったことは彼のキャリアの中でも最悪の時だった。しかし僕たちは彼がそこからすぐに立ち直るとわかっていたよ。彼はそういうタイプのすばらしい精神力の持ち主だ。自分がすばらしいリーダーであることを、彼は再び証明したね。もう何度もそれをやっている。
(チームの進歩について)これは、正しい方向への1ステップだ。僕たちはこの勝利を喜んでいるし、クリーンシートも達成した。新しい組み合わせにもちょっとずつ慣れてきているよ。
僕たちは間違いなく正しい方向へ歩んでいる。しかし、僕たちが望むようなパフォーマンスのレベルに到達するまでには、まだ道は長いね。」
●カペッロ監督
(ガーディアン紙)「(ジェラードを左サイドに置いたことについて)このポジションでは、ジェラードは相手にとって非常に危険な選手であり、彼はあらゆる動きを自由にやれると私は考えている。彼はいつもディフェンシブな位置まで戻ってくるわけではないが、その方が時にはかえって良いんだ。私は彼のパフォーマンスに非常に満足しているよ。
ランパードはいつも良くやっている。彼らは非常に優れた選手たちであり、私にとって非常に重要な選手だ。優れた選手は、同じチームの中で共にプレーできると私は思っているよ。
(恒久的なキャプテンの任命について)決断は簡単ではないね。我々には優れたキャプテンが何人もおり、私自身の心の中でも、どういう決断になるかはわからない。しかし私は決断を下すつもりだし、その時には選手たちと話すつもりだ。
(セカンドストライカーとしてのルーニーのパフォーマンスについて)試合後に彼と話したよ。彼は得点こそ決めなかったが、非常に良いプレーをした。チームにとって重要なプレーをね。
(ベッカムについて)私にとって、ベッカムはフリーキックとコーナーキックのためだけに重要なわけではない。彼は他の部分でも重要な選手だ。」
●クラウチ
(TEAM Talk)「時間はかかるよ。監督はまだ、選手やプレーのやり方を変えながら最適なフォーメーションを模索している。そういうことは全部、一番の目的を達成するためだ。それは大きな大会の予選を勝ち抜くということだよ。
彼は一流の監督だ。自分の言いたいことを選手たちに理解させ、それは浸透し始めている。もちろん時間はかかるだろうけど、昨夜の僕たちは彼の考えが形になり始めていることを見せられた。彼は十分にコミュニケーションを取っていて、僕たち全員が彼を理解しているよ。」
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カペッロ監督も前監督と同様、ランパードとジェラードの共存のバランスを模索しているようです。左サイドでジェラードは良いプレーを見せましたが、やっぱりサイドではなく中での彼が見たいです。ルーニー1トップのトップ下はかなり面白いと思うんですが、クラウチもオーウェンもいますからね・・・カペッロ監督がどんな最強の形を見出すか楽しみです。
日曜のトリニダード・トバゴ戦は、CL決勝に出場したテリー、A・コール、ランパード、J・コール、ルーニー、オーウェン・ハーグリーブス、ブラウンは帯同しないそうです。また違う代表の形が見られそうです。ファーディナンドが帯同するのはキャプテン候補の1人だから、という話らしいです。しかし今回の試合のキャプテンマークはバリーが巻くのではと予想されています。
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