アトレティコ戦後のキャプテンのコメント、そしてラファや審判のコメントです。
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●キャプテン
(ITV)「僕たちは前に前に押し込んでいたけど、得点はなかなか来なかった。しかしこのチームは、最後までしっかりと戦い続けるんだということを何回も証明して来た。それが報いられたよ。
あのPKは議論の余地があるものだったけど、僕は最初にボールに触れていたし、彼は僕の背中に向かってジャンプして来た。もしあれがエリアの外で起きていたなら、FKを得ていただろう。だからペナルティボックスの中ならPKだ。
僕にとっては明らかにペナルティだった早い時間帯のハンドを、審判が見逃したのには僕たちは落胆したよ。だから僕たちはPKを貰っていいはずだ。
(PKを蹴るまで)僕はただ集中しようと努め、他のことは全て消し去ろうとしていた。ボールをどこに蹴るかは決めていて、そこに突き刺したよ。KOPサイドで得点するのいうのは、いつだっていい気分だ。騒動が起きていたから、PKをどこに蹴るかを決めるための時間がたっぷりあったよ。普通は僕はさっさと蹴ってしまうのが好きなんだけど、相手の選手たちが判定に抗議していて、僕は待たなくてはならなかった。でも冷静だったし、決めたいと思った場所にしっかりと蹴れたよ。
マドリーのすばらしいプレーぶりに、僕たちは驚いてはいない。彼らにはワールドクラスの選手たちが大勢いて、すばらしいカウンターアタックを持っている。」
●ラファ
(SKY SPORTS)「スティーブンは鋼鉄の神経を持っており、ピッチの上で自分のやれることに非常に大きな自信を持っています。重要な一戦において、彼が終了間際に得点を決める能力があることを、私たちは常に認識しています。ポーツマス戦と同じ様に、今回はそれがPKでした。
彼はああいうプレッシャーの元でも得点できる冷静さを持っていると、私は常に信頼を置いています。練習でも彼はホセ・レイナとディエゴ・カバリエリを相手にPKを上手く蹴っていますので、私たち全員が彼を信頼しています。スティーブンがあきらめないこと、彼が最後まで前に出続けることを私たちは知っていますし、彼がああいう終了間際にゴールを決めても、それは驚きではありません。
これで私たちは勝ち抜けるためにはあと1勝のみで良くなりましたから、この1ポイントは非常に重要なものでした。」
●マルティン・ハンソン主審がスウェーデンのテレビ局SVTに語ったコメント
(SKY SPORTS)「あれがPKだったかどうかはわからない。私の角度からは、このプレーがPKだったかどうかはわからない。具体的なプレーについてコメントをするのは、UEFAによってやってはいけないことになっている。」
●ペルニア
(アトレティコ公式HP)「誰も敗戦は予期していなかったし、僕たちはとても傷ついている。ジェラードは僕の前に身体を投げ出して来て、TVで誰もがはっきりそれを見られたと思う。誰も、選手もサポーターもリバプールのベンチでさえ、ペナルティが宣告されると予想した人間はいなかった。時にはピッチ外の人間からやられることもある・・・僕はラインズマンに説明を求め、彼はそれに繰り返し謝罪で答えた。彼がPKを宣告した人間だった。彼にはその決定を変える時間があったのに、僕に言ったことにも関わらずそれをしなかった。
UEFAは僕たちのスタジアムを閉鎖し、監督を2試合出場停止にし、150,000ユーロという莫大な罰金を課した・・・でもそういう逆境にも関わらず、僕たちは目標に向かって、次のラウンドに勝ち進むために戦い続けるよ。つまずきはこのグループをなお一層結束させる。」
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ううう、この件については何と言っていいのやら。あの判定は間違っていた、そう思うし、キャプテンにはあんな風に倒れて欲しくなかった、そう思います。しかし彼の負けたくないという熱い気持ちこもったあのPK、あの状況であれを決められる精神力はすごいと感じました。彼がレッズのキャプテンであり、チームの誇りであることは揺るぎありません。
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無題
Re:無題
無題
"Some people believe football is a matter of life and death, I am very disappointed with that attitude. I can assure you it is much, much more important than that."
ならジェラードは勝つために全てを出すべきですし、勝利に向けてファウルをもらいに行くのは当然だと思います。ジャンプしてるところにぶつかられれば倒れもするでしょう。自分としてはあのプレイはPKではないけれどダイブでもないと思ってます。
ハンドについてはキャラも当たってたのでなんとも言えませんね。むしろ開始早々のアッガーが倒されたシーンの方が・・・と思ってました。
Re:無題
>あのプレイはPKではないけれどダイブでもない
私も全く同じように思っています。当られているのはその通りなんだからダイブではない、でも当りの強さにしては倒れ方が少々大げさに見えたのも事実だと思います。おっしゃる通りこれは審判の問題で、キャプテンが非難されることではありません。ただ、あくまで個人的な気持ちとして、あそこで倒れないで持ちこたえて、さらに前に出ようとするキャプテンの姿が見たかったです。
アッガーのシーンはあまりにも時間帯が早く、審判はPKを取りずらかったんでしょうね。あれは取っておかしくないプレーでした。