「元気見せます」byホジソン

ホジソンが、オーナーや補強について語っています。
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●ホジソン（Daily Post）
「サポーターたちの気持ちを引き上げるのは、私たちが新しい投資を得られるかどうかだ。そのことについて、サポーターたちが非常に心配しているのを私は知っている。我々はそれを否定することはできない。
投資に関して私たちはずっと現在の状況に陥っており、サポーターたちは懐疑的だろう。その件に関しては精魂尽きるまで話すこともできるが、それをしたところで何も変わらないだろうね。

オーナーたちはファンに人気がない。ファンは新しいオーナーを求めており、新しい投資を求めている。もし暗い影というものがあるなら、それはその日（※新オーナーに変わる日）が来るまで決して消え去ることはないだろう。私は、ジョー･コールを獲得しただけで全てがバラ色になると言って、サポーターたちを欺くつもりはないよ。

私たちはこの状況の中でもうちょっとの間仕事を続けなければならないかもしれないが、我々がこのチームで見せるパフォーマンスのすばらしさが、サポーターたちを元気づけることを願っている。私たちは、我々のクラブが元気でぴんぴんしているところを、彼らに見せたいと思っているんだ。そして、未来は誰にわかるだろうか？今後新しい投資を得て最前線で競い合えるチャンスが来れば、我々は本来の場所に戻ることができるだろう。

今は、将来には事態がもっと良くなることを祈ろうじゃないか。一方で、私たちは今ある財源の中で、やれるベストの仕事をやろうとしている。長年に渡ってリバプールのサポーターたちのことを知っているから、彼らの大多数はそれを評価し、我々を賞賛してくれるだろう。

（キャプテンの残留の決断について）すばらしいニュースだ。リバプールに、それを聞いて喜ばない人間は誰もいないだろうね。私はスティーブン･ジェラードに対して大きな敬意を抱いているから、本当に嬉しいよ。彼は、私がリバプールに来てから一緒に働くのを本当に楽しみにしていた選手なんだ。コミットメントを示してくれて、今はそれが実現するようだね。それは疑問の余地なく、皆を勢いづけてくれるよ。試合数は多く、厳しいシーズンになるだろう。昨シーズンの落胆が消え去るまでには、しばらく時間がかかるだろうね。しかし、我々の最高の選手がこのクラブでプレーしてくれるというのは、すばらしいことだよ。

願わくは、ジョー･コールを獲得し、そして幸運に恵まれてチームを押し上げるもう1人か2人の選手を獲得できれば、私たちは今シーズンの戦いに、おそらく理論上もっと強いチームで入って行けるだろう。

（Liverpool Echoより、ジョー･コールの獲得について）私はここ（スイス）に来る前にジョーと長い時間の会合をしたんだよ。おそらく、私がこの仕事を引き受けてから1日くらい後だったと思う。私たちが彼にはっきりと言ったのは、もしも誰が一番高額を払うかというオークションになるのなら、我々はそこに加わるつもりはないということだった。しかし彼は、それが一番重要なことではないとはっきりと答えたよ。彼はフリーだから良い給料を求めてはいたが、フットボールが常に決め手となっていた。
正直に言って、彼がいくら稼いでいるのか私は知らないんだよ･･･知りたくもないしね。そのことは、クリスティアン・パースローと話してはいないんだよ。彼は、ジョーのアドバイザーと長く困難な交渉を続けていた。彼らは得られる最大限を欲しがっていた。私たちは、我々がクラブで適切と考えるレベルの支払いをしたいと思っていた。クリスティアンが結果に満足していることは私は知っているが、それがいくらなのかは知らないんだ。そのことに興味はないよ。

もし私たちが、自分たちは彼を入札するオークションの中にいると一瞬でも思っていたら、早々に手を引いていただろう。私たちは彼を信頼していたから、彼を獲得するレースの中に留まったんだ。彼は、自分がプレーできるだろうクラブ、そして自分を欲しがっているクラブに行きたいと思っていた。彼は自分がどれだけ優れた選手かを証明するチャンスを得るだろう。それが最も重要なことで、ここでそれを全て得られると私は彼に伝えることができたよ。

ジョーはリバプールで楽しい時を過ごすだろう。彼は私たちの仕事のやり方を楽しむだろう。上手く行けば、私たちは彼を、彼のやってくれることを楽しめるだろうね。
リバプールのために良いプレーをし、このポジティブな反応を正当なものとするのは、それはこれからのジョーにかかっている。」

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彼が就任してから、一番嬉しいコメントを聞かせてもらいました。監督が率直にこう言ってくれるのは、一ファンとしてすごく嬉しいです。リバプール･サポーターたちの気持ちを彼は理解していますね。正直に言って、これまでの移籍に関してホジソンがマネージャーとしてどれだけの実権を持っているのか懐疑的でしたが、少なくとも彼は現状の中でサポーターたちのためにベストを尽くそうと努力してくれているのが、良くわかりました。それと同時に、予算がかなり苦しいんだろうなあ、本当に金がないんだなというのもなんとなく伝わりました。「幸運なら」あと1人か2人、と言っていますので、その幸運が舞い降りてくることを祈りましょう！

最終的には彼の言うとおり、新しいオーナーが決まらないことには、嵐が去ってヒバリのさえずりは聞こえて来ないようです。でも、リバプールのサポーターたちは嵐の中を進むのは得意ですからね！本当に暗闇が晴れるまで、何があっても監督を、チームを、支え力を与えてくれるたちだと思います。