ポーツマス戦のフォーメーションについてダルグリッシュがLFCマガジンに語ったコメントが、公式HPに紹介されています。
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●ダルグリッシュ
(公式HP)「ラファエル・ベニテスに公平に見て、とんでもないナンセンスなことを言われているとしても、私は彼がフラットン・パークで選択したフォーメーションは優れていたと思う。
全員がチームの中の自分の役割に満足しているように見えたし、そういう時にはチャンスが得られるものだ。人々がラファのあの選択から見落としていることの一つは、ポーツマスに与えた影響だよ。ラファがこのアイディアを選手たちに定着させるために、どれだけ練習が出来たかは私は知らない。しかし土曜のキックオフの時点で、選手たちは全員、自分たちが何をやるべきか知っていた。
対照的に、ポンペイは不意を襲われてどうしていいかわからなかった。トニー・アダムスの立場に立って、あのチームを見た時のことを想像して欲しい・・・1週間をまるまるフォーメーションに費やし、それから何か新しい、予想もしていなかったことに直面したんだ。
もしも我々がチャンスを決めていたら、ラファの決断は正しく、見事な手腕だと賞賛されていただろう。ポンペイは体制を立て直すまでに1時間と1人の交代を取られた。彼らが決めた2ゴールは避けることができたものだったが、あれを防ぐためにタッチラインからボスができることはほとんどなかった。
メディアはあの試合を幸運な結果として称えている。彼がメディアがはっきりとベストだと信じているチームを選んでいても、それでもほんのちょっとの幸運は必要ではないんだろうか?
もちろん我々には幸運のかけらは必要だっただろう。しかし、あの試合で我々が勝利に値しなかったと、本気で主張する人間が誰かいるだろうか?私はそうは思わないね!」
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記事では、ポンペイ戦のフォーメーションを5-3-2としています。5バック・・・?そうはとても見えなかったですが、サイドのポジションにいたのはディフェンダーではありました。
あのフォーメーションは、トップがベストメンバーならかなり面白いオプションだと思います。今シーズンの公式戦でスタートから3バックにしたのは初めてでしたが、今まで何度かラファは3バックを採用したことがあります。今シーズン中にまたこの形を、今度は前線にトーレスを置いて、中盤はキャプテン、アロンソ、マスチェラーノの構成で見たいなあ、と個人的にはかなり強く思っています。
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