エコー紙に、アウレリオがラファのこと、そしてポーツマス戦のことを語っています。
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●アウレリオ
(Liverpool Echo)「ボスはスペインでも問題を抱えていた。人が彼があまりにも多くの変更をすると言っていてね。しかし彼は今も全く同じだよ。僕は彼と長い間一緒にやって来たから、彼の手法がどういう風だかわかっている。彼は常に、チームにとってベストのことをするんだ。それがチームにとって良いなら、周囲が何を思おうと気にしない、彼はそういう性格なんだよ。
僕たちはタイトルを賭けて戦えるところにいて、タイトルを獲得できる。それをやったら、その時はボスはこれまでで最高の監督になるだろう。しかしそれが出来なかったら、周囲はチームをローテーションしたせいだと言い始めるだろう。
フットボールでは結果が常に重要なことで、僕たちはポーツマス戦で良い結果を出した。あの結果は本当に嬉しかったよ。
人々は、彼が加えた変更のことを理解していない。でも彼は、選手たちがどう感じているかをわかっている。誰が疲れていて誰がそうでないかを彼はわかっていて、自分の選手団をどう起用して行くべきかをわかっているんだ。
僕たちは、彼が一つの試合にチームを選ぶ時は、その仕事をするのにその時点で最適な選手になるんだということを知っている。僕たちは彼を支持している。
もしも僕たちがあの試合を落としていたら、試合のないここでの2週間はひどいものになっていただろうね。 しかし僕たちは仕事をやり遂げ、あの試合に勝利して自分たちをとても良いポジションに置いた。
他のビッグチームと同じなんだ。彼ら皆が、優れた選手たちの大きな集団を抱えている。だから(ラファがローテーションのことを言われるのは)理解できないよ。
僕たちはタイトルレースの中でいい位置につけていて、チャンピオンズリーグも同じようにいい位置にいる。だからおそらく、人は僕たちを止めようとして、またはトラブルを作り出そうとして、弱点を見つけようとしているんだろう。しかし僕たちはそういうことには慣れているよ。僕たちにはやるべき仕事があり、人が話していることではなく、その仕事に集中するだけだった。
(CMFでのプレーについて)いい試合ができたから、問題はなかったよ。状況はすばらしいとは言えなかったけど、僕たちには攻めるスペースがたくさんあった。前半は特にね。
真ん中でプレーするというのは全く違う。サイドバックの場合は常にボールをフィールドの方を見ながら受けるけど、ミッドフィールドでは自分の周りがどうなっているかわからないから難しいんだ。でも僕はクラブとチームが必要ならそれをやる準備は出来ていたし、 僕たちは試合に勝った。
僕は、前半は特に自分がかなりうまくやれたと思う。後半はもっと難しくなり、自分の本来のポジションからだんだん位置を下げることになってしまった。でも悪くはなかったよ。
リバプールにはとてもすばらしい中盤の選手が何人もいるから、もう僕があそこでプレーする必要はないだろうと思うよ!
(今季初ゴールのFKについて)ボールを蹴りに行く時に、ゴールに穴は見つけられなかった。全員がゴールラインの上に並んでいたから、そういう時は「神様、どうかボールに道をつけて下さい!」と祈りながら出来る限り強くボールを蹴るだけなんだ。
僕たちには自信があるし、タイトルを戦えると思っている。それと同時に、タイトルレースは長いんだということもわかっている。ユナイテッドとの試合は僕たちにとって決勝のようなもので、3ポイントを獲得しなくてはならない試合だ。その後でユナイテッドがどうなるかを見ることになるだろう。」
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考えてみれば、チームで一番ラファと長いつきあいなのは彼なんですね。とにかく怪我がちでなかなか計算できないのが辛いところなんですが、二人の信頼関係はきっと厚いんでしょう。ここのところ良いプレーを見せてくれていますし、このまま怪我なく行ってくれればチームの大きな力になると思います。しかしそこが一番高いハードルのような気がしますが(苦笑)。
ユナイテッド戦は一つのミスも許されないでしょうから、ディフェンダーの彼にはしっかり集中して、まずはきっちりと守って欲しいと思います。しかし何より、それまでのリーグ3戦を全て勝っておかなくてはなりません。目指すは残り13連勝!
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