スパーズ戦後の両監督のコメントです。
---------------------------------------
●ラファ
(公式HP)「私たちがこの試合を落としたことが信じられません。前半の良いプレーの後で、私たちは4つの決定的なチャンスで後半をスタートしました。私たちはバーを叩き、カイトとアロンソにはすばらしいチャンスがありましたが、決め切れませんでした。チャンスを作るというのはいつでも重要なことですが、そこから得点を決めなくてはなりません。私たちは前に出て、試合をコントロールし、支配していました。
私は本当に落胆していますが、しかし私たちが相手を上回っていたことは皆さんご覧になったでしょうから、本当に運が悪かったですね。
ベンチで私たちは、2ゴール目を決めて試合を終わらせてしまわなくてはいけないと話していたんです。選手を換え、バベルの速さで違いを生み出せると考えましたが、2ゴールを許してしまったのは説明するのがちょっと難しいことです。
一つのチームとして私たちは本当に良くやっていましたが、チャンスを決める必要がありました。こういう試合では、それが違いとなります。
ドレッシングルームでは全員が本当に落胆していましたよ。自分たちが試合を手中にしていたことをわかっていましたからね。しかし、フットボールでは時には幸運が必要です。これは、私たちがたやすく4-0で勝利できた試合でした。
(トーレスについて)上手く行けば、彼は(アトレティコ戦に)準備できるでしょう。試合のスタメンで出られなくても、全てが順調ならばベンチには入るはずです。
火曜にまた重要な試合が控えているというのは良いことですし、選手たちのリアクションは、良いプレーをして試合に勝利することでなくてはなりません。私たちは前進を続け、同じやり方でプレーを続けるだけです。」
●レドナップ監督
(SETANTA SPORTS)「ちょっとした運は必要だ。彼らは我々に難しい試合をさせたよ。我々は1トップでその後ろにモドリッチを置く形でスタートしたが、彼らにプレーをさせてもらえなかった。相手は非常にしっかりとボールを封鎖し、我々は全く手が届かなかった。私たちが唯一ボールを持てたのは、ピッチを見渡してセンターバックだけだった。だから前方にパスすら送れなかった。
それで後半に変更を加え、前線に二人を置いた。そうした後さえも相手にはすばらしいチャンスがあったが、私たちはそこで持ちこたえ、時には運にも乗り、いったんゴールを決めて同点にしてからは我々はすばらしかったよ。最終的に恐るべきリバプールチームを破ったことは、すばらしい結果だった。
私はこの若者たちの中に加わったが、上手く行けば彼らにちょっと自信を植えつけられただろう。ボルトン戦の結果と、アーセナルのホームですばらしいポイントを拾えたことが彼らに少し自信を与えたね。しかし今日は悪いスタートをしてしまい、相手はいったん先制されたら破るのが非常に難しいチームだった。
我々はすばらしい1週間をすごしたが、これはタフだよ。いいスタートを切ることはできなかった。私は我々が順位表を上がって行けると確信しているし、誰か選手を買うにせよフリーで獲得するにせよ、1月にはさらに補強が必要だと感じている。しかしまずは我々がどうやれるかを見てみるよ。」
---------------------------------------
たやすく4-0で勝利して欲しかったですねえ(泣)。2点目の失点シーンは、ちょっとずつ緩かったのが重なってゴールを決められてしまいました。ベントリーには3人が囲んでいたのにシュートを打たせてしまい、レイナが弾いたボールへの詰めが甘くてゴール前にボールを入れられ、パブリュチェンコにはしっかりと人が付いていたのに決められてしまった。その一つ一つのプレーは、相手とこちらの個々の選手の気持ちの強さの違いが生んだものでしょう。運を呼ぶのも気持ちです。
まあ、長いシーズンにはこんな試合もあります!気を取り直して、次のアトレティコ戦と週末のホームの2戦は必勝です。トーレスも今度こそ復帰して来そうですし、キャプテンの調子は上向きだし、まだレースは3合目、そして首位とはポイント差で並んでいるんですから、これからです!!!
PR