今日のポーツマス戦に向けて、昨日のプレスカンファレンスでのラファのコメントです。また、ファーガソン監督がラファの日程への意見に対してコメントをしています。
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●ラファ
(Liverpool Echo)「順位表を見て、6から9ポイントトップから差をつけられているというここ数年の私たちの状況よりは、リーグのトップに立ってプレッシャーがある今の状況の方が良いですね。私たち全員が考えるべきは毎週次の試合のことであり、状況を見るのはその後です。私が選手たちに今言っていることは、プレッシャーを楽しんで試合に入ろうということです。これが私たちが望んでいたスタートであり、ポジションですからね。
私は選手たちにこう言っているんです。人々が私たちが順位表のトップの座に近いと言っているなら、それを楽しむことに何の問題もないんだと。トップにはるかに離されている時のプレッシャーよりも、このプレッシャーの方がずっと良いということを私たちは知っています。
私は、すばらしいプロフェッショナルである3人の抜きん出たセンターバックを持てて幸運です。サミ・ヒーピアとジェイミー・キャラガーは能力と経験があり、一方ダニエル・アッガーは、彼らが長年に渡ってやってきたレベルのプレーを自分もやろうという決意があります。彼には学ぼうと努力する気持ちが常にありますから、私は彼がそれが出来ると期待しています。しかし彼はまだ22歳であり、成長し続けようと非常に集中していますよ。彼ほどの能力を持つ若いディフェンダーを見出すのは、容易なことではありません。彼はボール扱いもうまいですしね。
(ヒーピアについて)契約状況(単年契約)のために、多くの人々が今シーズンがサミのここでの最後のシーズンになるだろうと考えているようですが、そうではないかも知れません。私に言わせれば、彼はこのレベルでまだ何年もプレーできます。彼は、フィジカル的にもメンタル的にも良いコンディションにありますからね。今は将来どうなるということは言えませんが、シーズンのもっと後で私たちがこの件について話し合うことになるのは間違いありません。私はサミに本当に満足していますし、私が彼にここに残って欲しいと話した理由はそれです。
(Liverpool Echoその2)(キャプテンがロシア戦で90分間プレーしたことについて)がっかりしましたよ。しかし監督には大いに敬意を持たなくてはなりませんし、この件についてはあまり話したくありません。私はスティービーにおめでとうと言いましたし、マクラーレンと国にもおめでとうと言いました。しかしこのようになるだろういうことは、私たちはわかっていました。彼がナショナルチームに加わるだろうということはわかっていましたし、その状況を受け入れなくてはなりませんでした。
私の選手たちが世界中に散って、毎試合90分間プレーするのを見るのは私にとってとても嬉しいというわけではありませんが、状況は変えられませんし、後で選手たちがどんな状態か見る必要があります。うまく行けばスティービーはポーツマス戦でプレーできるでしょう。
それぞれ選手たちの状況は違いますから、私たちは全選手の状態をチェックしなくてはなりません。センターバックが90分プレーしたのと、ストライカーが90分プレーしたのは同じではありません。また、チームが攻撃的な試合をしたか、カウンター・アタックを狙う試合をしたかでも変わってきます。要求されるフィジカルが違いますし、私たちはそれぞれの選手を分析し、ドクターと、フィットネスコーチのパコ・デ・ミゲルと話し合い、決断します。
これだけ大勢の選手たちが代表に召集されるというのは、それだけ私たちにはすばらしい選手がいるということですから、良いことです。しかし、フル出場するよりも一部出場するのを見たいとも思っていますので、(フル出場は)嬉しくないですね。
私は今まで100回も言ってきてるんですが、もしも国際試合が水曜ではなく火曜に開催されるならば、私たちはもっと準備の時間を持つことが出来るでしょう。先週トレーニングに参加していた選手はたったの5人でしたし、代表選手たちは木曜の遅くまでここに帰って来ません。そして翌日にはポーツマスへ出発します。
私たちはプレミアリーグとこのことを話し合うつもりです。状況は私たちにとってフェアではありませんからね。私は状況を調べているんですが、4度のインターナショナル・ブレークの後で私たちは難しいアウェイの試合を割り当てられており、全て早い時間のキックオフです。私はそれに満足していませんが、自分の選手の集団には自信を持っています。
新年の後の日程が変更可能かどうかはわかりませんが、トライしてみるつもりです。昨シーズンの私たちは他のどのチームよりも土曜開催の日程が多く、国際試合の後のアウェイゲームも多かったです。私にとって、これはフェアではありません。
私たちのケースは非常に簡単なことですよ。もしもチャンピオンズリーグが水曜日ならば、次の試合は日曜でなくてはならない。ちょうど今回のように一週間国際試合が開催されるならば、解決策としては、国際試合は水曜ではなく火曜にするということです。」
●ファーガソン監督
(Daily Mail)「ラファの訴えは全く正当だ。チームに対して不公平があるなら、それははっきりと表明されるべきだ。当局が耳を貸すかどうかは知らんがね。
過去5年間、我々は他のどこよりもランチタイムのキックオフが多かった。それは注意を向けるに値することだと誰もが思うだろう。プレミアリーグには責任がある。日程が発表されれば私はそれを受け入れ、ヨーロッパ戦の後にアウェイゲームが割り当てられていれば、不運だと思うだけだ。しかしラファは、ランチタイムキックオフのことを言っている。
(昨シーズン)チェルシーはトッテナム戦を日曜に割り当てられていたが、その後の火曜にヨーロッパ戦があったために、プレミアリーグは彼らの要望を受けて日程を変更した。その決断でチェルシーに3日間の準備の期間を与えたのは結構なことだが、一方でトッテナムは彼らのヨーロッパ戦をその前の木曜にプレーしていたために、彼らに残された準備の期間は1日半になってしまった。
あれは全く公平ではなかったよ。その後、我々は土曜のランチタイムに予定されていたマンシェスター・シティ戦の変更を申し入れた。その前の水曜にチャンピオンズリーグ準決勝があったからなんだが、プレミアリーグはNOと言ったよ。シティはその前後に全く試合がないにもかかわらずだ。全くすばらしいね。
成功したチームは割を食っている、私はそう実感するね。トップチームは常に、公衆が要求する時間帯にTV放映できるように調整される。スカイとサンタナはいつも人気あるチームの試合をプライムタイムに放映しようとし、彼らが落とす金額のためにそれを非難できない。
金は全てのクラブにとって重要なもので、彼らは取引をする。しかし悪魔と手を結ぶならば、彼らのコントロール下に入ることも受け入れなくてはならないね。」
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TV局は悪魔ですか、ファギー!放映権料がこれだけ高騰している現在、その意向は無視できないでしょうね。ラ・リーガのように、世界中のファンがそれに振り回されているという異常事態も起こっています。いったい誰のためのフットボールなんだよ、と思います。まあ、TV局が配信するおかげで選手たちは高給を稼げますし、クラブの施設も充実し、私たちも日本にいてこうやって試合を楽しめるわけなんですが。
しかし、なんでユナイテッドの試合はパーフェクトチョイスに移してまで放映されるのに、レッズの試合は一日遅れの録画放送なんでしょうか。首位なのに!首位なのに!!なっとくいかんわ!!!
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無題
無題
今日は札幌ドームに行ってむしゃくしゃしながら帰ってきましたので、ぜひとも気持ちよく勝ってうっぷんを晴らさせて欲しいです!