「ラッキーでした」byラファ

マルセイユ戦後の両監督とキャプテンのコメントです。
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●ラファ（公式HP）
「（グループリーグは）6試合しかありませんから、初戦を勝つことは重要です。私たちは非常に困難な試合で3ポイントを勝ち取り、それは私たちをグループの良いポジションに置いてくれます。PSVとアトレティコも、ここが非常に困難だということがわかるだろうと思います。

チームは良かったですし、私たちはディフェンスで本当に頑張り、カウンターアタックで良いプレーをしました。私たちには決定機がいくつかありましたが、彼らにもチャンスはありましたね。

ぺぺ･レイナは終盤非常に良いプレーをしてくれましたし、私にとってポジティブなことは、試合の直後にスティーブン･ジェラードがテレビで私たちはもっと良いプレーができると発言したことです。私たちは良くやりましたが、改善の余地はあります。

マルセイユは特に攻撃で良いプレーをする、優れたチームでした。私たちの何人かの選手は疲労しており、チームをフレッシュに保つために変更を加えましたが、終盤は明らかに少しラッキーでしたね。
私たちが1-0でリードされた状況を再びひっくり返したという事実は、精神的に私たちが非常に強いということ、そして困難な状況から取り返せるということの証明です。

（SKY SPORTSより）ジェラードの1点目のゴールはファンタスティックでした。しかしチーム全体が勝利のために本当にハードワークをしてくれました。グループステージをしっかりと結果を出してスタートできたことは重要ですが、私たちは明らかにもっと良いプレーができます。
しかし私たちは今非常に良いポジションにおり、グループのホームゲームで勝利できれば、大会の次のステージに勝ち進めるはずです。

この勝利を掴むために、私たちは非常に懸命な努力が必要でした。マルセイユは、私たちが昨シーズンにここで4-0で勝利した時よりも強力なチームです。彼らはそのプレーぶり、そして数多くのチャンスを作ることでそれを証明しました。

ジェラードとフェルナンド･トーレスは最近ケガから回復したばかりで、彼らをピッチで起用できるのは1時間ほどでした。その後はリードを守るのはチームの他の選手たちに任されました。私たちはそれを良くやり、全員がそれぞれの役目を果たしました。これよりもはるかに良いプレーができることを私たちはわかっていますが、それでもグループリーグのすばらしいスタートです。

（SETANTA SPORTSより）私たちには大きな決定機があり、彼らにもチャンスがありました。ハーフタイムには、3点目のゴールが鍵になるとわかっていました。私たちは得点できず、相手には何度がチャンスがあり、ホームでサポーターの後押しを受けて彼らは攻めに攻めて来ました。私たちはカウンターアタックを狙う必要がありました。
ラストパスが良いとは言えず、こういう試合を終らせたいと思う時に、それはフラストレーションとなります。ジェラードとトーレスはまだ完全にフィットしていませんでしたが、それでも彼らの能力を持ってすれば違いを生み出すことができます。
アウェイでの勝利、特に初戦での勝利は自信につながりますし、私たちは今良い位置につけています。」

●ゲレツ監督（SKY SPORTS）
「彼（キャプテン）はワールドクラスの選手で、彼はそれを証明した。そういう能力を持った選手だけが、ああいったゴールを決められる。
我々は得点したばかりで、そのアドバンテージを守ることに集中していた。しかしジェラードのような能力を持つ選手はああいうゴールを決めるだけの力があり、彼は試合の流れを変えたよ。
私はこの結果に非常に落胆している。我々は勝利するのに十分なチャンスを作っていた。結果には腹を立てているよ。良いプレーをしてチャンスを作りながら、我々はそれを生かすことが出来なかった。
非常に苛立たしいし、勝ち上がるためにはこういう風にホームゲームを落とす余裕はない。今度は、我々はアトレティコ･マドリーとアウェイで戦わなくてはならない。彼らは既に初戦で勝利しており、もしも我々がマドリードで勝てなければ、次のステージに勝ち進むためには非常に難しい仕事に直面することになる。」

●キャプテン（Sport.co.uk）
「前半の僕たちは良いプレーをしていたけど、後半は彼らが僕たちを封じ込め、僕たちは大きなプレッシャーをかけられた。
レイナがまさにヒーローだったよ。そして最終ラインの4人は本当にすごかった。自分たちがプレッシャーにさらされていることはわかっていたけど、それでも後半全部を手をこまねいているべきじゃなかった。僕たちはプレーを止めていた。試合のテープを見直して、どこが悪かったかを確認しなくてはならないだろう。

僕たちは彼らに驚かされてはいない。彼らが、パスを廻せる優秀な選手たちのいる優れたチームであることは知っていた。しかし、チームとして僕たちが今夜良かった唯一のことは、ディフェンスの5人だ。僕たちがヨーロッパでやれるのは彼らのおかげだよ。」

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ゲレツ監督のコメントは非常に良くわかります。逆の立場だったら悔しくて仕方がないでしょう。後半、特に終了近くにあれだけ押し込まれてしまったのはなぜか、ラファはしっかり分析すると思います。
この試合の後にアトレティコの再放送を見ていて、ルイガルの股抜きアシストにウキウキしていたんですが、ふと考えてみると彼とマッチアップするのは今日のメンバーならドッセーナですね（汗）。がんばれよ～。