公式HPに、ハヴァント&ウォータールービルの選手たちの試合後のコメントが掲載されています。
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●Alfie Potter(2点目のオウンゴールを誘うシュートを放った選手)
「彼(ジェラード)が交代で入ってきてすぐ彼らがコーナーキックに行ったから、僕は彼に誰かもうシャツを頼んでいるかって聞いたんだよ。彼はいいやと答えたから、よし、じゃあ僕がもらったと思ったんだ。
それから僕のチームの選手が2、3人彼のところに行って彼のシャツをもらえるか聞いていたけど、彼は『もうあの小さい奴が言って来た。』と言っていたよ。
KOPの目の前でゴールできた、その感覚はすばらしかったよ。ゴールに入るまでが長く感じた、あの感覚はもう絶対これから経験することはないだろうね。
どんなゴールだろうとかまわなかった。試合前に僕たちは、得点を決めたら、それは僕たちが記念すべきものになると思っていた。
リバプールのファンは驚くべき人達だった。彼らはピッチの上でも外でも僕たちに拍手を送ってくれた。彼らはおそらくこの国で最高のファンたちだよ。」
●Jamie Collins(CMF)
「KOPが"You'll Never Walk Alone"を歌っていた時は、僕は自分もその仲間に加わるのを止められなかったよ。僕は力いっぱいそれを歌っていたんだけど、彼(ジェラード)は僕のことを変人か異星人みたいな目で見ていたね。でもその時僕は、プレミアリーグで彼がこんなことに遭遇するのはそう多くはないだろうなと思ったよ!
それから僕は彼の方を見て、彼が僕に何をしたか言ったんだ。僕はウェストハムのファンで、2年前の決勝で彼がロスタイムに30ヤードの絶叫シュートを決めた時、僕はカーディフにいたんだ。僕は彼に言ったよ、『君は僕の心をずたずたにしたんだよ。』ってね。僕は今まで彼の心をずたずたにしたことはなかったと思うよ!僕たちはただ試合を楽しもうと決意していた。
40,000人の人々と一緒に"You'll Never Walk Alone"を歌うっていうのは、決して再び出来ることのないものだろう。それは魔法のような体験だったよ。
僕たちは、まるでコーチとしてアンフィールドに来ているみたいだったね。全員がビデオカメラをぶら下げていたよ。信じられないような日の締めくくりにKOPから拍手を送られたのは、現実とは思えないほどだった。」
●Kevin Scriven(GK)
「全てのことが夢のようだった。ここにやって来たとき、彼らがゴールをいくつも決めるだろうということはわかっていたよ。クリーンシートをキープするのはまず無理だし、ボコボコにやられるだろうと思っていた。
でも僕たちは1-0でリードした。仲間たちの誰もそんなことは全く予想していなかったと思う。彼らは同点にしたけど、僕たちはそれから2-1にした。彼らだってそんなことは予想していなかったと思うよ。僕たちはリバプールのピッチの上で、彼らにちょっとプレッシャーをかけ、2ゴールを決めた。そんなことが起こるとは、いったいどれだけの人が考えただろうね?」
●Shaun Gale監督
「カップ戦では衝撃は起こるものだから、1-0と2-1になった時に私には驚きはなかったよ。私は、今日は自分たちは得点できるだろうと思っていた。しかし、ここで2得点できるチームはそう多くはない。
我々は選手たちに、ガチガチになることについて話したんだ。こういう場所の前でプレーした選手はそう多くはないからね。しかし私は彼らに、結局フットボールの試合であることに変わりはないんだし、彼らだってただの人間なんだと言ったよ。
私の息子Jakeはリバプールファンで、彼はフェルナンド・トーレスのサインを試合前に貰ったよ。私の方は、仕事で3ヶ月間ここに来るという思い出だ。それは私のこれからの人生にずっと残り続けるだろう。
ラファはドアをノックして入って来て、良くやったと最後に言ってくれたよ。私は彼から最大級の敬意を受けた。彼は世界最高の監督の一人で、彼がやってくれたことは私にとって何物にも替えがたいものだ。敗れたことは非常に悔しいが、アンフィールドなんだから受け入れられるよ。
彼らの選手たちも入って来て、我々のためにシャツにサインをしてくれた。我々はすばらしい扱いを受けた。」
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とても心温まる話題なので取り上げてみました。キャプテンのシャツ争奪戦はやはり行われていたんですね。Potter君は3部のピーターボローからローン中のプロの選手だそうで、さすがプロのウィンガー、素早い仕事をしています。
ピッチの上でいきなり相手の選手が大声でYNWAを歌い始めたら、そりゃあキャプテンはびっくりするでしょう。歌ったScrivenはチームキャプテンで、小学校の先生をしているそうです。きっと楽しい授業をするいい先生なんでしょう(笑)。
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無題