SKY Sportsより、アーセナルの監督と選手たちのリバプール戦に向けてのコメントです。
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●ベンゲル監督
(SKY Sports)「もちろん我々は水曜のホームの試合で勝利したいが、ファーストレグで0-0であっても、それは決して落胆するような結果ではないよ。そうなれば、2試合目に相手に非常に大きなプレッシャーがかかるのを、我々は何度も見て来た。それは、彼らに迷いが生じるからだ。前に出て攻めに行くか、引いて守って待つか・・・そこに大きなチャンスが生まれるんだよ。
しかし、アンフィールドではリバプールは12人で戦うというのも事実だ。彼らの観客は、彼らのヨーロッパでの成功の大きな役割を演じている。ヨーロッパではルールが違っているから、彼らは非常に多くの試合結果を覆してきた。
イングランドのチーム同士が対戦する、こういう類の試合では、私はメンタルの強さが試合を決める要因になるだろうと感じているよ。どちらがより勝ちたいと思っているか、その気持ちの強さを試される試合になるだろう。」
●トゥレ
(SKY Sports)「エキサイティングな試合になるだろうね。昨シーズンは、僕たちは彼らと4回対戦して(FAカップとカーリングカップ、そしてリーグで2度)、自分たちがどれだけ強力かを見せつけた・・・4戦中3戦で勝利したよ。
本当にタフな試合になるだろうし、それはわかっているけど、僕たちには力があるし、彼らは僕たちと対戦するのを恐れているだろうと思う。
僕たちは、自分たちが成長を続けていて、昨シーズンよりもさらに強くなっているところを彼らに見せる必要がある。彼らと対戦するのは慣れているから、バトルになるということは良くわかっているよ。」
●セスク(SKY Sports)
「もちろん、(決勝に勝ち進むというのは)全員の夢だよ。でも夢を実現するためには、懸命な努力をしなくてはね。ベッドに寝転がっているだけでは、夢は決してつかめない。
僕は、もう一度チャンピオンズリーグ決勝で戦いたいという夢を持っている。それがバルセロナが相手なら難しい試合になるだろうね。彼らはすばらしいチームだ。
僕の望みは、どこが相手だろうと、決勝で戦うチャンスがもう一度欲しいということなんだ。もしも僕たちが優勝していたら、それから5年間は、誰もどこが相手だったかなんて気にしてはいないだろう。
できれば(リバプールではなく)、ヨーロッパのチームと戦う方が良かったよ。チャンピオンズリーグで、自分たちが毎週プレーしていてTVでも良く見ている同じ選手たちと対戦するって言うのは、そうだね、僕はバルセロナとかマドリーとか、イタリアのチームとやる方が良かったな。でもこれは決まったことだし、やらなくてはならないことだ。
僕はここではまだ若手だよ。チームの中を見てみれば僕はまだ最年少だし、実際まだ小僧(boy)だ。でも自分が重要な存在だと感じているし、どんな選手にとってもそれはすごく肝心なことなんだ。
(Daily Mailより)イングランドに(スペインから)選手が移籍して来た時はいつでも、その選手が適応できるかどうかいう疑問がある。でも彼(トーレス)は信じられないくらいのパフォーマンスを見せているね。
ここのフットボールのスタイルは、彼には手袋のようにぴったり合っている。彼は強く、速く、パワフルで、フィニッシュを決められる、そして何より、彼は自分ひとりでスペースを生み出す方法を知っている。それはここで欠かせないものなんだ。
僕たちはこれから3試合の間はライバルになるけど、いい友達だよ。スペイン代表チームでは、ちょっと冗談を言っていたよ。トーレスは僕たちを相手にゴールを決めてやるって言っていたけど、僕は静かに黙って、ピッチの上で語る方が好きだよ。」
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コゾー、言ってくれますね。自分で自分のことを小僧というところがこれまた、いやー、いい選手です。
前回の対戦はトーレスが負傷を抱えていて前半で交代、アロンソも負傷で途中交代と、まだ本来のレッズを見せていませんからね。彼らは成長していますが、こちらも成長しています。そして3連戦という特殊な戦いは、経験が物をいうはずです。最後にはベンゲル監督が言うとおり、気持ちの強い方が次のステージに勝ち進むでしょう。
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