プレス・カンファレンスでのサミー・リー監督代行のコメントです。
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●サミー・リー
(Liverpool Daily Post)「ラファはとても良くなっており、快方に向かっている。ずいぶん痛みを感じていたが、良くなりつつあるよ。
彼の不在はいつであろうと痛手だ。しかし彼が積み上げてきた来た組織は、今週彼が不在であっても整っており、戦略はしっかりと存在している。我々はやらなくてはならないことをわかっているし、ゲームプランは立てられているから、いつも通りの仕事だよ。
それでも彼の不在は痛いし、うまく行けばボルトン戦には戻って来られるだろう。
彼は実地に加わるタイプの監督なんだ。トレーニンググラウンドから遠ざかるというのは、彼にとって本当に苦痛なんだよ。しかしもうすぐ戻ってくるだろう。
選手たちはクリスマスの日にもトレーニングだ。我々はこれから3日間にとても重要な2試合を迎える。彼らは非常にプロフェッショナルで、クリスマスを他の人々とは違う風に過ごすことを受け入れているよ。彼らは自分の仕事をわかっており、プレミアリーグの首位に留まるためにはどんな準備が必要かを知っている。
(トーレスについて)フェルナンドの回復具合は、目覚しく進歩しているよ。彼は良くなっている。トレーニングセッションごとに進歩しているし、リハビリに非常に熱心に取り組んでいる。
我々は、彼がフィットした時に起用するつもりだ。ごまかしているわけじゃないが、我々のスターティングラインナップを明かしたくはないよ。
(キーンについて)大勢の人間が、ロビーについていろんなことを言っている。しかし、我々は彼をここに連れてきた理由を知っているよ。日々のトレーニングで、彼がどれほど懸命に努力しているか、どれほど優れた選手かを我々は見ている。クラブの外部ではあれこれ言われているが、内部からは一言も出ていない。
彼はゴールを決めて来た、非常に優れた選手だ。それが彼であり、これからもゴールを決めるだろう。
(公式HPより)我々は進歩して来た。昨シーズンよりもいい位置につけている。昨年の5位から1位というところに来て、レースはより僅差になっている。そう、12月の終わりに何かを勝ち取れるわけじゃないが、タイトル争いに加わっていなければ失うものは間違いなく大きい。
我々は首位だ。その位置に留まりたいと思っている。 それが非常に厳しいことはわかっているが、選手一人ひとりがこの順位を維持するために懸命に頑張っているよ。
シーズンの初めに、我々がクリスマスにはリーグ首位にいるだろうと言われていたら、全員がそれを喜んだと思うよ。
これから短期間に2つの大一番を迎える。それにしっかりと準備することが重要で、選手たちはその2試合に自分たちが何を準備しなくてはならないかわかっているよ。願わくは、全てがうまく行ってその2試合から最大限のポイントを獲得したいね。
あらゆるポイントが非常に重要だ。全ての試合に最大限のポイントの獲得を狙って挑んでいるが、現実的になることもまた必要だよ。試合前には我々はエミレーツでの1ポイントも受け入れていただろうし、試合後にはそれで満足した。
そう、相手が一人少なくなったというアドバンテージを、我々は生かすべきだったのかもしれない。しかしアウェイで1ポイントを持ち帰れたことに満足している。リードされたところから挽回することで、選手たちは再びその精神力と勝利への願望を示した。
(キーンのゴールについて)全員にとって非常に大きな瞬間だったね。試合を振り出しに戻す得点だった。人はいつでも何もないところから何かを作り出そうとする。ロビーはゴールを決めるためにここに来たんだ。彼はものすごい選手であり、ものすごい男だよ。そして日曜には自分のできることを証明した。」
●LFC広報
(公式HP)「ラファは2度目の簡単な手術を受け、それはうまく行きました。彼は回復を少しずつ感じており、ボクシングデーのボルトン・ワンダラーズ戦の復帰を望んでいます。」
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ラファはちゃんと石が除去できていなかったのか・・・それはきっと痛かったでしょう。それでよく試合中長電話をしましたね、さすが自他共に認めるフットボール中毒です。今度こそしっかり治して、ボルトン戦では元気な姿を見せて欲しいです。
クリスマスに首位、ということに関して、
ESPNのサイトに面白い統計が掲載されていました。それによると、クリスマスに首位だったチームがリーグ優勝したのは、プレミアリーグになってからの1992-2008の16シーズン中6シーズンで、勝率37.5%だそうです。リバプールが今シーズンの前にクリスマスに首位だったのは1996-97シーズンで、その時は最終順位は4位でした。その前の1949-50にはなんと8位に終わっており、クリスマス首位チームのワースト記録だそうです(汗)。しかし1888年からのリーグ全体を見てみると、リバプールはクリスマスに首位だったことが15回、そのうち10回で優勝を果たし、勝率66.67%。あくまで数字上のことですが、こういうことが話題にできるというのも首位ならではですね~。
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