マルセイユ戦のパフォーマンスについて、選手たちのコメントです。
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●キャプテン
(Liverpool Daily Post)「人はきっと、僕のためにあのゴールのことを言うだろうけど、僕に言わせれば本当のヒーローは最終ラインの4人と、そして誰よりペぺだ。彼は終了間際のニアングのシュートに対して完璧に見事なセーブをした。ああいう時にこそ彼が必要なんだ。ゴールキーパーがほとんど沈黙しているような試合は確かにあるけど、彼が表に出て、試合を勝利に導くワールドクラスのセーブが必要になる時もある。でも、彼にはそれをやれる力がある。彼のオールラウンドなプレーは見事だ。僕たちが彼を長い、長い間ここに留めておけることを願うよ。彼は僕たちにとってビッグプレーヤーだからね。
大会を勝ち進むためには強力なディフェンスが必要だし、そこにはゴールキーパーが必要だ・・・そして、僕たちは自分のゴールキーパーが頼れるということを知っている。彼はとびきりだよ。」
●レイナ
「勝利はスティービーの肩にかかっていたよ。彼はPKを二度蹴るというプレッシャーにしっかりと対処した。でもそうだね、マルセイユは前に出てこなくてはならなかったし、試合終了間際の15分間は難しい状況だったね。僕たちは大きなプレッシャーにさらされた。彼らのような、2ラインの間であれだけ上手い選手たちと対戦するのは、決して簡単なことじゃない。こういう状況に対処するのはとても難しく、僕たちは本当に良くやったよ。少なくとも最後の15分まではね。
僕たちは、自分たちがリードされた状態からどれだけ反撃しているかを話しているよ。そこには強い気迫があり、それが大事なんだ。そういう勝利のメンタリティを持ち、今日のような困難な試合に勝ち続けるということは、本当に重要だ。勝利のことだけを考えていることがプラスに作用する。勝利以外のことを考えながらピッチに出て行くことは出来ない。
ユナイテッド相手に僕たちがやったような試合は、本当に力になる。それは信念をもたらしてくれるし、簡単には失われない。僕たちはそれを忘れない。全ての勝利を記憶し、そこからさらに積み上げるんだ。自分たちはやれるんだとわかってピッチに出て行く。それが僕たちが今築きつつあるものだよ。そうやって着実に進んで行くだけだ。
ドレッシングルームの雰囲気は今は格別だよ。僕たちは必ず勝つんだという気持ちでいる。
昨シーズンのグループステージは、最高のスタートとは言えなかった。3試合の結果で僕たちは明らかにプレッシャーにさらされ、それをひしひしと感じたよ。
グループ突破を決めたら、そのとたんに僕たちはもっと良くなるだろう。勝って自信がついている時は、よりリラックスできる。ちょうど今はそんな感じだ。」
●バベル
「僕たちがもうほんのちょっとラッキーだったら、もっとゴールを決められていたね。僕には明らかに二度ほどチャンスがあったけど、運悪くネットの中に蹴り込むことができなかった。でも僕たちは満足できると思う。
最後にはペペが僕たちを救ったと思うよ。彼らが同点ゴールを決められなかったのはすごくラッキーだったね。
僕たちは満足できる。ゴールキーパーがすごく重要だということがわかった試合だと思うよ。」
●ママドゥ・ニアング
「リバプールは3ポイントには値しなかった。試合を見れば、引き分けが妥当だったとわかるはずだ。リバプールが良いリズムでスタートし、良くやったのは事実だけど、彼らは何度も運に恵まれた。僕たちは強い決意で後半に向かったけど、彼らのゴールキーパーのパフォーマンスが僕たちの得点を再び阻止した。」
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なんと美しい譲り合いの精神(笑)。2人ともMOTMということで。バベルの言うことはごもっとも、ニアングの言うこともごもっともです。彼らをアンフィールドに迎える時は、もうちょっと力で圧倒する試合をしてくれるでしょう。出来ればその前にグループ突破をほぼ手中にし、若手を試す余裕があればベストです。
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