ブラックプールの監督が、ハミルにローン延長をして早く戻ってきて欲しいとコメントをしています。また、12月31日に地元紙掲載のハミルのコメントもご紹介します。
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●Tony Parkesブラックバーン監督
(Blackpool Gazette)「リバプールが彼らの選手たちを査定する間、アダムはさらに1週間リバプールに戻っている。長すぎるという他はないね。我々には試合があり、選手たちを早く呼び戻す必要がある。
アダム・ハミルを2週間待つことになれば、その間に3、4試合はあるだろう。試合は次々とやって来るし、我々は全ての試合で出来る限りのポイントを必要としている。だからすぐにでも返事が知りたいんだ。」
●ハミル
(Blackpool Gazetteより、12月31日の記事)「どうなるかはまだはっきりとはわからないけど、僕は一歩一歩進んでいくだけだし、何が起きてもそれに満足だよ。僕はブラックプールで本当に楽しくやって来たから、ここにもう6ヶ月戻ることになればそうするし、もしも彼(ラファ)が僕にリバプールに残って欲しいと思うならそうする。
ここ(ブラックプール)は僕にとって理想の場所で、ここでのフットボールを楽しんでいる。昨年は僕は故郷と恋人、家族から離れて(ダンファームリンとサウサンプトンにローン)、若い選手にとってタフな時期を過ごした。そこに行った時は僕はまだ19歳で、両親や恋人と離れて住むのは初めてだったんだ。
最初は厳しいと思ったけど、慣れてくるにつれてプロフェッショナルとしての意識が増したし、自分のやるべきことを認識したよ。このローンは僕にとってすばらしい勉強になった。
でも、今シーズンのブラックバーンへの移籍は、家にそのまま住むことができたから僕にとってすばらしかったね。だから、僕にとってはフットボールをやるのに理想的な場所なんだ。
最終的には僕はリバプールのチームの中に割って入りたいけど、それはゆっくりとした、一歩一歩の前進になるだろう。それはわかっているよ。
今回のローンは僕にとっての試金石だった。そして僕はそれを徹底的に楽しんで来た。
今シーズンのブラックプールは本当に良くやっていると思う。いくつか不運で勝てなかった試合もあったけど、シーズンを通して同じ選手をキープできれば、僕たちは絶対に期待を上回る結果を出せる。僕は自分にはまだ学ぶべきことがたくさんあるとわかっているし、それは試合で勉強して得られるものだ。
クロスを入れたり、相手を破ることはできるかもしれない。でも、試合には戻って守備をしなくてはならない局面もある。 僕がここに来て以来、その点で進歩してきた。ここにいることで僕は大きく成長したよ。」
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アンダーソン君の「もう俺、プレミアでやれるんじゃない?」という勇ましいコメントに比べれば、ハミル君の方はどこかのんびりしていますね(笑)。ブラックプールでのプレーが本当に楽しいんでしょう。しかしいざメルウッドに戻ってみて、今はどういう気持ちでいるかはわかりません。ブラックプールの監督にもう半年のローン延長を熱望されているほどの働きだったようですが、ラファの目にはどう映っているでしょうか。これからの戦いに向けて彼は少しでも多くのオプションが欲しいでしょうが・・・。
記事によるとブラックプールの監督は発言とは裏腹に、ハミル君のつけていた7番は新しいローンのウィンガーに渡してしまったそうです。
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