マラドーナのメルウッド来訪について、ラファのコメントです。
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●ラファ
(Liverpool Daily Post)「昨日私はマスチェラーノと、マラドーナの来訪について話をしました。彼は喜んでいましたよ。そして私はアルゼンチンフットボール協会とも話をして、ディエゴがリバプールに来ることに関しては全てがOKです。全員が彼と話しをし、ハビエルと代表チームのこれからについて議論をするチャンスもあるでしょう。
マラドーナの選手としての能力に疑問を呈することのできる人間は誰もいませんが、私は監督としての彼も上手くやると思います。彼は監督とは違うものだということを知るでしょうが、彼には経験豊かなテクニカルディレクターがついていますし、彼らは監督としての経験があって彼を助けてくれる元選手たちを何人か連れてこようとしています。彼の周囲をそういうタイプのスタッフが固めれば、もっとやりやすくなります。彼は十分な助けを受け、非常に面白い状況になるでしょう。
ハビエルはこの予定を聞いて興奮し、喜んでいましたよ。マラドーナがマドリードとの試合を見るためにここにいるつもりなのかどうかは知りませんが、私はそれはあり得ると思います。彼らのチームには、彼が見るべき優れた選手たちが何人かいますからね。私がアルゼンチンフットボール協会から聞かされたのは、彼はイングランドに11月2日から8日まで滞在するということです。マンチェスター・ユナイテッドのカルロス・テベスにも会いたいそうです。
しかし、来週はディエゴは私たちのトレーニンググラウンドで大いに歓迎されるでしょうし、試合観戦でもそうなるでしょう。もしかしたら私は、彼にフリーキックを何本か蹴って見せてくれるように説得できるかもしれません!
彼のスケジュールは良く知りませんが、もちろん彼は我々とハビエルと話し合うためにここに来ます。それが何日になるかは正確にはわかりません。
私たちは同い年で、彼は私に一人の選手として非常に大きなインパクトを与えました。私は彼がナポリとバルセロナでプレーしていた時を見ていました。ナポリでの彼は全く驚くべき存在でした。そこの人々と話をしたら、彼らは彼のことを『神』と呼びますよ。それは誰もが知っている、彼がすばらしい選手であったことを強調する言葉です。
これはすばらしい来訪だと思います。彼の周囲を適切な人々が固めれば、アルゼンチンにとって実にすばらしいことになるでしょう。」
●マスチェラーノ
(AP通信)「今現在、僕たち(アルゼンチン代表)にはキャプテンがいて、他の人間のことを話すのは良くないよ。新しい監督はまだ選手たちとは会っていないんだし、最近の試合ではキャプテンはサネッティだった。彼はその長年の経験で、チームに多くのものを与えてくれる選手だよ。
キャプテンになることに僕は興味はない。次のワールドカップに参加できるかどうかの方にもっと集中している。」
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と、ラファとマスチェラーノは喜んでいたようなんですが、火曜日にマラドーナにアルゼンチン代表監督としての公式予定がブエノスアイレスで入ってしまったために、この渡英は延期されたそうです。残念ですね。マスチェラーノの代表召集について、ラファにはマラドーナにしっかりと釘を刺しておいて欲しかったんですが。いや、『神』を相手には無理かなあ・・・。
マスチェラーノはキャプテンの話を強硬に否定しますね、よっぽどいやなんでしょうか(笑)。個人的には、彼はレッズの次期キャプテン候補の一人でもあると密かに思っていたんですが、そういうことにも全く興味はなさそうですね。
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