オランダ代表から帰って来たカイトとバベルのコメントです。
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●カイト
(公式HP)「僕たちには今まさにピークに達しつつある選手がいる、そう言っていいね。スティーブン・ジェラードは毎シーズンごとに良くなって行っているように見える。おそらく彼はまだ、そのピークには達していない。彼は山のようにゴールを決め、どんなに重要な存在かは誰が見てもわかる。フェルナンドや、他の数人の選手と同じようにね。
僕たちには、このクラブにもう長い間在籍して来た若く才能ある選手たちが大勢いる。僕がリバプールでプレーしてきて、今が最高のチームだと思うよ。
(前回のシティ戦は)クレイジーな試合で、本当に重要な一戦だった。ハーフタイムには2-0でリードされていたけど、後半のリバプールは完全に違うチームに見えたよ。あの逆転劇は、チームが長い間一緒にやって来たからこそ可能だったと思う。選手全員がお互いのことを良く知っていて、さらに毎年成長を続けている選手たちが大勢いることも大きいと思う。
ロビーニョはすばらしい選手だね。彼は本当に良くやっている。ここはスペインリーグよりもフィジカルだから、移籍して来ることは簡単じゃない。彼にとっては厳しいだろうと思うけど、自分がここで本当に良くやれるんだというところを彼は見せている。多くのゴールを決めているし、間違いなく彼はもっと良くなって、シティはチームとしてさらに強くなって行くと思う。
監督は僕たちに数日間オフをくれて、僕はオランダに帰って家族や友人に会うことができた。家族全員で帰って、楽しかったよ。それが今シーズンに帰郷する最後の機会になって欲しいね。(オフがないというのは)それだけ僕たちが上手くやっているということだからね。
今は僕たち全員が、シーズンの残りに向けて準備ができている。もしもFAカップで勝ち上がっていたら僕たちはプレーしていただろうけど、これをこれからの試合に向けてリフレッシュのいい機会だと見なくてはならない。」
●バベル
(Liverpool Echo)「ロビーがトッテナムに移籍したことで、僕のチャンスはもうちょっと増えるだろう。自分がもっとプレーする準備はできていると感じているから、できればそうなって欲しいよ。
僕は監督と話し合い、彼は僕のこれからの役割を話してくれた。必要ならウィンガーでプレーするけど、リバプールでストライカーとしてプレーしたいんだという自分の願いを僕は隠さなかったよ。
僕は現実的にならなくてはいけない。フェルナンドがナンバーワン・ストライカーだということはわかっていて、それに疑問の余地はない。でも試合はたくさんあるんだし、僕は自分がストライカーとしてもやれるんだということを証明したいんだ。
フェルナンドはすばらしい動きをする。それが彼をあれほどの選手にしているんだよ。そこは間違いなく僕にも改善できるところで、練習で彼を良く見ているんだ。
僕の左足のシュートももっと改善できる。フェルナンドは両足を上手く使えるから、彼がボールを蹴る時に体をどう置いているかを観察しているよ。
僕は自分に、僕はまだ22歳なんだということを言い聞かせ続けなくてはならない。そのことをすぐ忘れてしまうんだよね。僕はストライカーのポジションが一番やりやすいと感じるから、その位置でもっとたくさんプレーがやれたら嬉しいだろう。でも僕にはまだ時間があるんだし、チームの中には、もっと経験があってその役割でうまくやれる選手が大勢いる。
それでもプレーが出来る限り、僕はピッチのどの場所だろうと嬉しいよ。」
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カイトは今までかなりの時間をプレーして来ましたから、ここで休めたのは大きいです。シティ戦はおそらく2トップで、彼はトーレスの後ろの少し下がり目でプレーするのではないかと思います。ベナユンがトップ下という選択肢もありますが、シティはDMFを二人置いてくると思うので、運動量豊富なカイトがそこに入ってスペースを作ってくれる方がいいんじゃないかと思うんですが、ラファはどうしてくるでしょうか。
左はバベルではなくリエラではないかと思います。しかし試合の展開によっては彼の出番はあるでしょう。ラファと話をしてからすっかりやる気を出してくれたようで、自分に足りないところも十分わかっている様子で頼もしいです。まだまだこれからの選手、先輩たちから技術についても精神面についても、いろんなことを吸収して欲しいですね。
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