ラファがビジャを獲得リストに入れていると語ったことについて、スペイン人ジャーナリストGuillem Balagueが、自身のオフィシャルサイトに記事を書いています。
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●Guillem Balague
(オフィシャルサイト)ラファ・ベニテスから、ダビド・ビジャに関して興味深いコメントが出た。ピーター・クラウチが間もなくクラブを離れるにあたり、リバプールの監督はこう語ったと報道されている。『私たちはもう一つのオプションを連れて来ようと努力しています。ビジャについては全て知っており、彼は私たちのリストに入っています。しかしおそらく難しいでしょうね。』
このコメントは、バレンシアのストライカーがアンフィールドに行こうとしているという多くの憶測を呼んでいる。しかし、私の見る限りダビド・ビジャは気持ちを変えてはおらず、彼は今年の夏はスペインに留まる可能性が強いと私は未だに感じている。大きな取引はバレンシアの新オーナー次第であり、彼らが自分たちの最大の財産を売却することについてどう決断するかにかかってはいるが。
現時点での状況では、ダビド・ビジャの代理人は、起こりえる移籍に関しての接触は何もしていない。
以前に私はリバプールはダビド・ビジャとサインはしないと思うと言ったし、その考えは変わっていない。もちろん、ラファはこの選手を称賛しており、率直に言って彼を欲しがらない人間は誰もいないだろう。しかし、ビジャはリバプールの目指す価格帯から随分離れており、スペイン人ストライカーについてのこのうわさは、はるかに獲得の可能性の高い選手から人々の目を逸らしている。それはロビー・キーンだ。
キーンはファンデ・ラモスに、自分がリバプールでプレーしたいという望みを伝えている。そしてもし使える資金があれば、その時はスパーズのフォワードは、私が最近言った『リバプールのファンにとって嬉しいサプライズ』になる可能性が十分にある。現時点では間違いなく、クラブの本当のターゲットから注目を逸らしているダビド・ビジャよりも、はるかに現実的なオプションだ。
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本命はロビー・キーン?まあ、ビジャはないでしょうね・・・。スペイン代表でトーレスとビジャのコンビが非常に合っていたと言われていますが、個人的にはどうもそうは思えないんですよね。私はレッズファンなので、当然トーレスをビジャより遥かに応援して見ているわけでバイアスがかかっているんですが、トーレスによってビジャは生かされていましたが、トーレスはビジャに生かされてはいなかったと思います。もちろん彼ら2人だけの関係ではなく、チーム全体の構成がそうだったんですが。決勝や準決勝でビジャ交代後のトーレス1トップの方が、ずっとトーレス本来のプレーが出来ていました。2トップで行くなら、トーレスとクラウチのコンビの方が合うと思います。
そう考えるとキーンも決して高さのあるFWではなく、一瞬のスピードで相手の裏を突き、フィニッシュのうまさで得点する選手です。トーレスと合うのかなあ・・・。あくまでもトーレスのバックアップとして1トップでプレーするなら非常に良いオプションだと思いますが、問題はあれだけの能力がある彼がそれで納得するかでしょう。
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無題
無題
でも、ビジャもそうですが、キーンもトーレスのバックアップを務めるという役割に納得するでしょうか?プレミアを代表するストライカーですし・・・。それにトーレスとの共存も厳しいでしょうしね。というか、ボロニンの位置づけは?
謎は尽きませんが、無理と知りつつ、キーン取るより、オーウェンという手は・・・
無題
4-4-2は爺ちゃんが何を意図していたのか、私も未だに謎が解けません(笑)。調子が上がっていたビジャとクラブで活躍していたトーレス、2人とも外したくないという単にそれだけだったんでしょうか?でもおっしゃるように、「気持ちの面でのいい関係」というのが2人に限らずチームの全員に出来ていたようで、それが彼らの優勝の一番の要因ではなかったかと思います。
>mikoさん
オーウェン!!!去年の夏は本当に期待したんですけどね~。後でキャプテンとキャラガーがラファに獲れと進めていたことも明らかになりました。しかしケガからやっと回復して昨シーズンの終盤には活躍していましたし、あの時より彼は遠くに行ってしまいましたね・・・。結果としてトーレスを選んだラファの決断は正しかったわけですが、彼にはいつかまた赤いシャツを着てアンフィールドに立って欲しいです。