アウェイのアーセナル戦に向けて、キャプテンのコメントです。
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●キャプテン
(PA Sports)「(ユナイテッド戦は)僕達のリーグ戦で一番最近のアウェイゲームで、未だにひどい痛手だよ。オールド・トラフォードからの帰り道は地獄のようにつらかった。僕の頭の中にチームコーチが座って、敗北をリプレイするのよりもひどい気分になるものはないね。ここのところの、アウェイから帰るバスの中で腹を立てているのにはもううんざりしているよ。
順位表を見てトップに位置しているチームの名前を見ると、悪い気分がますます悪くなる。チェルシーやマンチェスター・ユナイテッドやエバートンが全部自分たちより上にいてトップ争いをしているのを見て、リバプールの選手がどれだけ満足できると思う?
一番苛立たしいのは、トップチームがみんなポイントを落としているということだ。それは僕達にとって、彼らの中に割って入り、今シーズンのリーグタイトルに向かう絶好のチャンスのはずなのにね。ここ2シーズンであったような、一つのチームが他を遠く引き離しているわけじゃない。
僕達がその中に加わりたいのなら、それは今でなければならない。自分たちのベストの状態を取り戻して、長い連勝を続けなくちゃならない。このチームの誰も、今シーズンの自分たちのプレミアシップでのスタートに満足なんかしていない。今でさえ、誰も僕達の現在の順位に満足しているふりなんかしない。
僕達を落胆させているのはアウェイでの成績だ。それは十分なものとはとうてい言えないし、なんとかしなくてはならないね。11月になったっていうのに僕達が未だに順位表の中位にいるのは、全くがっかりだよ。
多くの人々が、僕達はこの後の数多くの試合を勝って、3位か4位を狙っていくと考えている。僕はそんな風には思っていない。シーズンのスタートからのリーグの様子を見ると、昨シーズンより今年のほうが、トップチームは多くの試合を落とすことになるだろう。うまく行けば、トップチームが僕達のように失速し、それを利用できるだろう。でも、僕達は確実に改善が必要だ。
僕達は自分たちのどこに問題があるかわかっていて、それは修正されつつある。ヨーロッパ戦では僕達は本当に強く安定していて、2試合を残してグループの勝ち上がりを決める事ができた。昨シーズンは僕達は1試合を残して決めて、その前はオリンピアコスとの最終戦で死ぬか生きるかの試合をした。それを見れば、僕達が集団として、そしてチームとして、このレベルでどれだけ進歩しているかわかるよ。
しかし、僕達はリーグ戦でのパフォーマンスのために批判にさらされ続けている。思い出せば、2シーズン前の今は、リーグで厳しい時期を過ごして叩かれて続けていて、そこから僕達はチャンピオンズリーグで優勝を勝ち取った。僕はまたやり返してやるよ!
でも僕達は最近のリーグ戦2試合でしっかり6ポイントを稼いでいるし、チャンピオンズリーグの次のステージへの突破も決めた。今は明るさがものすごく増している感じだ。」
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エミレーツ・スタジアムからの帰り道は、ぜひ気分良く戻ってきてください。アーセナルも勝利が欲しいこの試合、カウンター狙いではなく真っ向から勝負に行って、リーグアウェイ戦初勝利をもぎ取って欲しいです。アーセナルは決して調子がいいとは言えないですし、新スタジアムをまだしっかり自分たちのものにしていない様子、チャンスは十分にあると思います。
鍵は中盤でロシツキとセスクをしっかりと押し込んで高い位置で仕事をさせないこと(・・・ってロシツキはハムストリングを痛めて欠場でした)、そしてキャプテンがアンリにパスをしないこと(笑)、これにつきるでしょうか。
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