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FIELDS OF ANFIELD ROAD

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ユナイテッド戦に向けて、両監督とケイロスアシスタントコーチのコメントです。
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●ラファ(Liverpool Echo)
「統計を分析すれば、私たちのマンチェスター・ユナイテッドに対する結果はベストとは言えません。しかし試合を個別に見ていけば、どれも非常に接近したゲームでした。
私たちは1-0、1-0、2-1で敗れ、おそらくアウェイの2-0が最も離された試合でしょうが、それでも35分間はゲームを支配していました。ホームでの最も最近の試合では、私たちは彼らよりもはるかに良いプレーをしていましたが、終了間際のフリーキックからゴールを許してしまいました。あれには落胆しましたが、力は非常に拮抗しているとわかっています。

しかし、今の私たちは前線にもっとオプションがあります・・・違った強みを持つ選手たちがいます。トーレスという、速さがあって自分ひとりでチャンスを作れる選手がいます。彼は大きな違いを私たちにもたらしています。
私たちは十分なボール支配が出来ますし、前線のパワーで複数のゴールが決められると私は確信しています。
(マルセイユ戦のトーレスのゴールについて)すばらしいゴールでした。特に2点目を上げることで私たちに大きな自信を与えてくれましたからね。
今まで私がこのクラブに在籍していた間で、最高の個人技のゴールか、ですか?おそらくこれから私たちはもっとすごいゴールを見るでしょう(笑)。たぶん今までの中ではベストのひとつですね!
しかし、私は選手個人について話すよりも、チームについて話すほうが好きですね。ベナユン、キューウェル、マスチェラーノ、カイト、ジェラード、トーレス、彼らは火曜に、ディフェンダーを守りつつ前に出るというすばらしい仕事をしてくれました。
時にこういう選手たちは、ただ攻撃をするだけではなくディフェンスにハードワークをしてくれます。先日の彼らはハードワークをしてくれましたし、私はカイトの働きを嬉しく思いました。彼のトーレスとの相互理解はすばらしく、なおかつ中盤を助けてくれましたからね。

私は、私たちは彼ら(ユナイテッド)に本当に接近していると思っています。私たちは彼らをFAカップで破っていますし、昨シーズンのリーグのゲームは本当に拮抗した試合でした。今は私たちはさらに良いチームになり、さらに選手層が充実して自信も増していますから、うまく行けば違う結果を得られるでしょう。

私たちは試合に気持ちを集中させなくてはなりません。小さなことが大きな違いを生みますから、私たちは全てのセカンドボール、全てのフリーキック、全てのスローインに気をつけなくてはなりません。一流の選手たちは、そういうことから違いを生み出しますからね。」

(公式HPより)ポイントを取るよりも、勝利で自信を得ることの方がもっと重要です。ユナイテッドやアーセナルを倒せばチームは自信を得られ、それは本当に重要なものです。

(アーセナル対チェルシー戦について)私は自分たちの試合のことを考えています。ユナイテッドを倒す、私にとってはそれで十分ですよ。

(前回の対戦について)私たちは試合を通して彼らよりもはるかに良いプレーをしていました。もし引き分けだったら、「オーケー、私たちは彼らより良かったが、得点できなかった。」と言えたでしょう。終了間際の数分に失点をしてしまったのは、最悪でした。私たちにとって非常に悪い瞬間でしたね。
どんな試合でも、敗北というのは選手たちと監督にとって落胆です。しかしトップチームが相手で、しかも相手がユナイテッドで、ああいう失点をしてしまったのは本当にがっかりしましたよ。

今は、私たちは彼らを倒せるという自信が増しており、アンフィールドでプレーするというのも重要なことです。彼らは経験豊かなチームであり、私たちは彼らに敬意を持っていますが、自分自身に自信を持っています。

能力があり、有名な選手たちをコントロールするというのは、常に難しいことです。アレックス・ファーガソンはそういうトップクラスの選手たちを長期に渡ってコントロールしていますから、彼を賞賛しなくてはなりませんね。本当に優れた選手たちですよ。彼らを止めるのは簡単ではありませんが、ひとたびピッチに選手たちを送り出せば、彼らはやるべきことをわかっています。

(トーレスについて)スペインで、彼はアトレティコ対レアル・マドリー戦でプレーした経験を持っています。あの試合は非常に難しいもので、どちらのチームのサポーターたちも本当に熱烈です。今回の試合も多かれ少なかれ似たものです。
彼はこの試合を、難しい、フィジカルでタフなものになると予想しているでしょう。相手は経験豊かな選手たちですからね。チェルシー戦と似た試合になるでしょうが、2チームの間のライバル意識はさらに強いものがありますね。」

●ファーガソン監督(PA Sports)
「この2つのクラブがどの順位にいるかは関係ない。この試合は、他のどの試合とも違うものだ。地理、クラブの歴史、選手たちの能力、競争、ファンの情熱と熱狂がある。我々双方が、お互いを一番のライバルと見なしているよ。
リバプールのサポートは、あのクラブの大きな要素だ。特にユナイテッドが相手の時はね。あの雰囲気を扱える男でなくてはならない。子羊のようになってしまったら、それは死を意味する。

彼(トーレス)は良い選手だ。そうでなかったら、我々は彼に興味を持たなかったよ。何年も我々は彼と契約をしようと努力したんだが、それはかなわなかった。アトレティコが売りたがらなかったか、あるいは選手が自分は若すぎると感じていたかのどちらかでね。
同じ状況を何度も繰り返すことに飽き飽きしてしまい、我々はしばらくの間興味を失っていた。ラファ・ベニテスにとって有利だったのは、彼がスペイン人だということだ。アトレティコとの彼の取引は、我々よりもうまく進んだよ。

(4強の直接対決について)もしもこの対戦がシーズンのもっと遅い時期にあったなら、結果はリーグ優勝のために大きな意味を持っていただろう。現時点では我々は道半分の段階で、どこがポイントを落としたとしても、それを挽回できるだけの時間がたっぷりとある。監督としては、もうひとつの試合が引き分けに終わってくれるのを望んでいるが、それはブックメーカーにとってもうれしい結果になるんじゃないかね。」

●カルロス・ケイロス ユナイテッドアシスタントマネージャー(Daily Mail)
「私はイングランドを5年間見てきたが、シーズンのこの段階で、リーグの中でリバプールのチームがこれほど強力なのを今まで見たことがない。トーレスは本当に良くやっており、私は彼に感銘を受けている。
彼はもうすでに、今シーズンのリバプールに違いをもたらしている最中だ。彼は鷲のようだよ・・・他の選手には出来ないショートスペースを見つけ、その場所を突き破る能力を持っている。
彼は相手選手を破ることが出来、スペースを生み出すことが出来、時間を作ることが出来、リバプールのシーズンにすばらしい貢献をしている。

彼は優れたフィニッシャーで、リバプールに全く違う何かをもたらすことのできる選手だと私は思う。もちろん、彼は危険な存在だから、我々はしっかりと注意しなくてはならないだろう。我々は自分たちの出来ることに自信を持っているし、過剰に心配してはいない。しかし彼の能力については認めている。

現在の(リバプールの)チームは、それまでのシーズンよりもバランスが良くなっている。彼らの安定性ははるかに増し、非常に良い結果を出している。彼らは強力で、バランスが取れ、良く組織されていてディフェンスに非常に優れている。いつものベニテスのチームのようにだ。そして彼らには、大きな能力と技術を持っていることを証明している選手たちがいる。
ラファがこれまでやって来たこと全てを見れば、彼はあんな類のプレッシャーにさらされるべきではない。私は彼を長い間知っているが、彼はすばらしい監督であり、すばらしい男だ。
しかし、大陸のフットボールの悪い習慣がイングランドにも来つつあると私は思う。最近5年間で明確な変化があり、本当に奇妙なことだ。正確なデータを知っているわけではないが、私の知る限り過去に比べて明らかに監督に対するプレッシャーが増している。これは良いことではない。悪いことだよ。」

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カルロス・ケイロスさんのような実はユナイテッドの影の監督と言われる人に、これだけ誉められると嬉しいですね。でも逆にちょっと怖かったりもします。
トーレスについては相手はもちろんとことんまで研究して警戒して来るでしょうが、それでも彼はきっとやってくれると思います。楽な展開だと妙に簡単なシュートを外すんですが、厳しい局面ではしっかり決めてくれるんですよね(笑)。それもスターの要素なのか?
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無題

カルロス ケイロスさんのコメント。素晴らしいですね!なんだか胸が熱くなりましたよ。
こういうしっかりとした考えを持ち話せる人がいるから、マンユーは強いのかもしれませんね。

でも、これからは、レッズが離されされていた溝を詰める番です!!
ほとんどを支配しながら負けた昨シーズンに足りなかった鷲を得たんですからね☆絶対にやってくれると信じています!!

トーレス、ホント’1点取ると満足しちゃうのか?貪欲さが加わればもっともっと点を稼げるとおもうんですよけどね~


無題

ケイロスさんは日本にも馴染みのある指導者ですよね。彼は日本にはあまりいい思いではないでしょうが;。
短期間とはいえマドリーの監督をやっていた人がアシスタントコーチって、考えてみればすごいです。チェルシーのテンカーテといい、アシスタントにもそうそうたるメンバーがいますね。
トーレスは決めるところで決めて、さらにPK蹴らしてもらっていれば、今頃得点ランクですごいことになっていたでしょうが、その辺の集中力が今後の課題でしょうか。まだ若いし来たばかりだし、まだまだこれからが期待できますね!
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