「トップ4に終止符を」byラモス監督

ロビー･キーンと、バルセロナとユナイテッドが狙っていると噂されているベルバトフ、2トップの移籍についてファンデ･ラモス監督がスペインのAS紙に語った内容が、SKY Sportsに紹介されています。また、イアン･ラッシュがBBCラジオに、キーン獲得についてコメントをしています。
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●ファンデ･ラモス監督（SKY Sports）
「成り行きを見守るつもりだが、我々は2人の非常に重要な選手について話している。現時点では彼らは我々と共にいるが、何が起ころうと考え方としては、昨シーズンに我々がやったことをさらに進歩させるという目標のために、それだけのポテンシャルを持つ、すばらしい選手団を保有することだ。

我々は現実的でなくてはならないし、自分たちがどんなチームでスタートするか、どんな相手と競い合うかを見なくてはならない。過去何年もに渡って巨額の資金を費やし、確実なアドバンテージを持っているビッグクラブがいくつかある。実際、彼らは我々の選手たちと契約したいと主張している。

トッテナムでは、我々は何年間にも渡り、選手の売買に関して明確な哲学を持ってやって来た。若い選手、将来有望で才能豊かな選手を獲得するという考え方だ。そしてもしも年長の選手へのオファーが来れば、クラブにとって何がベストかを検討する。

我々はEURO前にこの選手（モドリッチ）と契約した。彼の価格が上がるだろうとわかっていたからね。そして彼には大いに期待しているよ。
ジオバンニと契約した、それも同じ考え方からだ。チームにとって効果的な補強であり、理論的なやり方で行われ、我々は最高のチームと競い合えることを期待しているよ。

移籍の噂は多いが、その大部分は事実ではない。我々は誰が欲しいか明確な考えを持っており、外部の人間が何を言おうと問題ではないよ。私がここに来て以来40人の選手と接触があったらしいが、その誰一人として来てはいない。

マンチェスター･ユナイテッド、チェルシー、リバプール、アーセナルというトップ4のクラブがあるというのは明らかだ。彼らは過去数シーズンに渡ってチャンピオンズリーグ出場権を取っており、その中に割って入るのは難しい。
我々の狙いは、プレミアリーグのトップ4に終止符を打ち、その中に自分たちが割って入ることだ。しかしそれが非常に難しいということはわかっているし、他のチームも同じことを狙って来るだろう。」

●イアン･ラッシュ（BBC）
「（キーン獲得について）成功を納めるつもりなら、違うオプションが必要だ。ピーター･クラウチが去った今は特にだ。成功を望むならば、我々には2つか3つ、おそらくは4つの異なるオプションが必要だと思う。

（ヴィラがバリーにつけた値段について）それが今の選手たちの実勢価格だろう。もし彼がリバプールを強化させるなら、私はそうなると思うが、それこそ私たちが金を払わなくてならないものだ。

（今シーズンにレッズに何を望むかと聞かれて）リーグ優勝。我々がリーグ優勝をするつもりではないなどと言ってはいけないよ。」

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トップ4の牙城を崩そうと狙うなら、まず一番のターゲットはリバプールですね･･･。そのリバプールにスパーズはキーンを出すでしょうか。昨シーズン、アウェイの試合でゴールキーパーから彼とベルバトフの2人にやられたのは強烈に印象に残っています。
彼らはジオバンニやモドリッチの他にもGKのエウレリオ･ゴメスを獲得、派手に補強をしていますね。もしも2トップを放出ということになれば、強力2トップ頼みから、もっと中盤で作るフットボールを監督は目指しているのかもしれません。ベイルも復帰して来るし、怖いなあ･･･。